そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

しゃばけ

http://wwwz.fujitv.co.jp/shabake/index.html
HDDにずっと置いてあったしゃばけを今ごろ見ましたよ。(つか放送11/24じゃん・・・)
しゃばけ」って何のことだろうと思ってたら「娑婆っ気」のことだったのね。
思ったより面白かったのはたぶんVFXの「あやかし」たちの出来が良かったからかな。VFXはすごく良かった。このレベルがTVドラマで使えるようになったんだなあ・・・。話もイイ話なんだけど、結構長いから出来ればもっとメリハリがあって、一太郎の生い立ちの話と墨壷の話はもっと明確に違う筋の話にしてくれたほうが判り易いとは思ったけど。でも全体には面白かったよ。
良くないのはなんというか、それぞれのキャラの状況は判るんだけど、そのキャラそのものがよく判んないまま話を進められても・・・って感じかな。オレは見終わっても一太郎はよく判らないし感情移入できなかったよ。これは脚本と手越しのせいかなー。キャラは初めて見る人にも判るように、もっとちゃんと作り込んで下さい。演技は特に問題ないだけにもったいない。それ以外のキャラはよかったんだけど。
だってさ、一太郎の生い立ちが判らないから、あやかしが見えてるのが一太郎だけってのは判っても、じゃあ普通に奉公人として働いてる仁吉と佐助は・・・?っていう余計な疑問がずっとついて回るんだもん。一応ちゃんと見てたけどそれで見落としたんなら、それはやっぱどうかなあ。あとの方でお母さんが普通に屏風野郎と話してるの見て、あれーっと思っちゃったよ。
それならさっさとお母さんはハーフもののけで、一太郎がクオーターだって言ってくれたほうが親切よ?それで墨壷の事件の概要が判った・・・ってんならまた違う印象になると思うんだけど。その辺勿体ぶったんだろうけど、ちょっと残念。
でもやっぱりあれだね、仁吉と佐助、特に仁吉イイね!(谷原だから余計にハマってると思う)ああいう代々お仕えしていく・・・ってのはイイよな〜。萌えだね。(笑)
一応続き物のシリーズってことならそれなり楽しみにするかな。でももうちょっとキャラを立てて欲しいな、次は。
あと鈴彦姫が早乙女太一だってのはしばらくしてから気がついたんだけど、見た目が妖艶なのに喋ると色気がなくてちょっとガッカリ。妙な違和感(笑)そういや演技で動いてるとこ始めて見た気がする。(ドキュメンタリー以外で)フワフワしてるVFXは見た目と相まってすごくよかっただけに、やっぱ残念。