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しかしなんで展西のルックスはああいういかにもな線の細い美少年なんだ？何か理由あるの（笑）単に優等生キャラだからかなー？まああーゆータイプの方が何か底意地の悪いものはありそうだけどさ。ナイスキャスティングー。
沢口のリンチシーン（というと語弊があるなー）で展西の言い分があまりに自分勝手な、ある意味大人の理屈なのがものっすごい腹立つわー。
簡単に言えば自分のやったことを棚に上げての開き直りなんだけど、野球を好きでも嫌いでもない、内申書がよくなるからやってるだけにしても、彼なりに努力して今のポジションは獲得してる。でもそのためにいろいろ我慢してることが巧の出現によって否定されたことが気に入らなかったってことだよな。巧が何かしたわけじゃないから、巧からしたらそんなこと言われても‥‥な話だよなぁ。監督だってそうだよな。まさかそんな展西が‥‥って話じゃん。
そこんとこの緊張感を、気づいたらハンディの画面＆目一杯顔アップの連続というスゴイ力技な演出が潔すぎです。案の定先週と同じ田中さん（＠風林火山組）ですよ。緊迫感ありあり。思わず息詰めて見入っちゃった。
そのあとの校長室に呼ばれてるとこも、みんな何か言いたい風なのを演出的にうまく押さえてて、巧が言うはずないと思っててもハラハラしたよ。どっちにしても言えば展西のいうとおり野球部はとばっちりだし、言わなきゃ真相は判らないと言うジレンマ。
結局は巧が我を通したことでの不和なんだけど、展西が間違ってるのは、巧はその我を通せるだけの実力と才能があったってことと、努力してそれを手に入れたってことを彼はまったく認識してないってこと。
しかもこのドラマにおいてはそれが巧の自己申告でなく仲間が支持してくれてるからだということをすでにきちんと描いてるから、展西の言い分が全くもって言いがかりに過ぎないってことがハッキリしてるってことですよ。
ただ巧が今までそんな悪意を向けられずに野球をやってきただけに、それが間違ってたのかと悩むとこがまあ可愛いっちゃ可愛いんだけど、前半の青波の野球エピから引いてきて野球が好きだってとこで解決するのがお話としてキレイにまとまってるよな。
萌ちゃんの部員勧誘のキャッチコピーは、そのまま巧の「野球が好きで何が悪い」ってことだと思うんだけど、そこへもう阿吽の呼吸で永倉が「野球やろうぜ！」なのが話の締めとしてうますぎるー！ああ、永倉はカワイイなぁ（笑）
こういうのを全部説明しちゃわないで含みを持たせるのも演出としてはかなり上等だよなぁ。
あー、今週も堪能した。次回は野球部、どうなっちゃうんだ？こういうので活動停止とかになるとじゃあ展西のせい‥‥ってことになるんじゃないかと思うんだけど、展西は野球好きなわけじゃないからなあ。さて。
それにしても戸村監督の千原弟がホントにいいなぁ。恐いのに、すごく生徒思いだってことは伝わってくるんだもんな。
