そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

モンスターペアレント#11(終)

http://www.ktv.co.jp/mp/http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/mp/index_frame.html
ちょっと拍子抜けな最終回‥‥というか、高村先生のあの演説で終わりというか解決ってこと?意味判りません。
最後のモンスターは選民思想モンスターというか(苦笑)、ここぞというときの高橋ひとみ(笑)税金をたくさん払ってる金持ちで権力者の市民は優遇されて当然という保護者の理不尽を、教育現場は公平だという教育長との対立でもっていってるけど、解決してないよ?
アメリカの金持ちは本当にそういうこと言うらしいですが、金持ちはたくさん税金払ってるんだから治安維持とか税金を使う公共のサービスで優遇されるのは当然だという主張は、あってもいいと思うんですよ。そんなことが平等でなければならないってのは幻想だと思うよ。もちろんそれは機会の不平等さであって、内容的な不平等はダメだと思うんだよ。受けるサービスは平等でないとね。
宮園さんの奥さんが、権力者だからってことで息子の内申書をよくするのは当然と言う主張は間違ってると思うし、通るはずないんだよな。そこはホントはちゃんと内申書がよくない理由はひとこと説明が欲しかったけど。もしくは先生が正しいって言う描写はね。
だから宮園さんが三浦さんと望月くんの事件のことでここぞとばかりに教育委員会を叩くのは、単なる意趣返しでしかないのは確かなんですよ。だけどそこに突っ込まないで、高村先生が唐突に「大人が手本になるべきだ」って、子供たちを育てることに関する展望を語ることでなんかいい話っぽく終わるのは納得出来かねます。そんな話じゃなかったでしょ?また論旨のすり替えかよとおもったら最終回なのに荒井修子だし。この人本当に確信的にそういう風に話もっていってるの?本当に理解してないわけじゃないよね?(オレの最大限の譲歩)
モンスター対策マニュアルを宮園さんに流した助役がなぜ連れて来られたのか、何の罪で何の証人なのかも判らないし投げっぱなし。助役はなんでそういうことしたの?高額納税者だから優遇しろっていうのも判らん。なんか別の利権で癒着してるとしか‥‥そこはスルーですか?むしろこの話だと宮園さんと助役が週刊誌ネタの事件じゃないかなー?
というかそんなことで教育委員会って無くせるの?
高村先生が事務所をやめる展開は判らんでもないけど、一体誰にどんな得が?城山先生、後脚で砂かけられるようなまねされてるんだよ?その城山先生も田川教育長に自慢の部下を見せつけたかっただけとか、困ってる人を助けるのが弁護士の仕事とか、今更何言ってんのよ。そんなとこで収めて欲しくなかったし、あのポジションの人間ならもうちょっと深い思惑があってもいいはずよ?いきなり人間的に薄っぺらになったよ。なんかもうちょっと納得のいくような着地点というか、城山先生にも事務所も得になって高村先生もやりたいことがやれてってなかったのかなぁ。甚だ不満。
高村先生が急に自信無くすのも、もっちーが高村先生に上から目線でアドバイスするのもイマイチ判らんけどさー。
まあ三浦さんは、家族が理解してくれてよかった。お父さんのやったことがちゃんと家族にも認められたんだよな。でも示談ですんだってことは、三浦さんが望んだ中川先生の教員免許剥奪ってことにはなってないし、中川先生が教師をやらないって保証も言われてないから、それは根本的解決じゃないよな。ダメじゃん。
まあせっかくの最終回なのにどうもスッキリしないままで終わってしまったのがちょっと残念な感じ。全体には面白い話の枠組みだったのに、各回というか荒井脚本があまりに出来悪くて超不満。何とかしてよ。(今更どうも出来ませんが)
教育委員会の小山さんのユルいダメっぽさとか、エリサの微妙すぎるオシャレセンスとかが絶妙だったのは結構本題関係ない細かいとこだけど、意外と効いてたと思うなー(笑)エリサみたいな感じって、田舎の市役所とかにいそうな感じというか、あの的外れなメイクや意味不明にダサい派手なヘアスタイルとか、毎回結構オカシかったよ。もちろん狙ってやってたんだろうけど。GJ!
そういや今思い出したように公式の高村先生ファッションページを見てみたけど、あのもっちーがヴィアバスで買った着る人を選ぶピンクのブラウスはマックイーンかよ!スゲーなもっちー、いくらだよ!もっちーはちょっとカワイかったな。