そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

救命病棟24時#6

http://www.fujitv.co.jp/kyumei24/index.html
なんかあまりにも展開が意表をつきすぎててビックリ。医療モノというよりミステリーサスペンス。まさに洋ドラテイスト。
あの犯人の男、国家試験を目指してるってこと以外たいした説明もなかったけど、それとあの泥だらけの状態&車だけでヤバいってのがわかるその演出力がそもそもレベル違いすぎ(笑)筋立ては予想通りだったけど展開が意表付きすぎ。なんかスゴイレベルで仕事してるなあ、スタッフは。
その上ちゃんと今までのネタも消化してるのはさすがというか‥‥工藤先生と自殺患者の話ですが。
自殺だと思ってたら殺されかけてたって話だっただけに、そこに4話目で自殺患者なんか救う必要ないという、一見当然のように思える感情を抱いていた工藤先生が「そうじゃない、目の前の患者を全力で救うんだ」と思い直す話の結果としてこの話を持ってくるってのがスゲェなぁ。(自分の感想見返したら殆どそんなこと書いてなかったけどw だってそこまで展開が構成されてるとは思わんよ)
そこに被せるように、自分を刺した相手を治療するのかという問い掛けに対し、進藤先生の「犯人も総理大臣も関係ない」がくるんだし。
まあどう考えても医療問題に対して今回の事件はイレギュラーな出来事だろ‥‥と思わんでもないけど、要はそういう心がけで救命医は仕事をしてるんだし、それほどまでに大変な仕事であるって話ってことですか。
大変だからって、やってくれる人がいなけりゃ成り立たないのが現実だから何とか‥‥とは思うけど。進藤先生みたいなスーパー救命医はなかなかいないにしても、現場でなくもっと上から変えていきたい‥‥って澤井先生の理想くらいはなんとか実現出来ればいいなぁ。どう考えても進藤先生とは対立するけどな(苦笑)
いいけどこの進藤先生vs澤井先生って、「任侠ヘルパー」の現場ヘルパーの状態&ハートフルバードのシステマチックな介護っていうのとわりと近い問題だって気はするよ。結局しわ寄せは現場だけど甘んじてそれを受け入れ能力でカバーする理想論者と、その現状を変えるためにあえて現場で憎まれ役をやってでももっと大勢が楽になるように改革しようという別の意味での理想論者って。
 
でもって次回はもう最終回!しかも2時間18分SPらしいよ。遅れた分を取り返すのか?こういう話こそ地味に半年くらい続けて欲しいんだけどなぁ。「ER」みたいにシリーズ化して。今回ホントにERみたいだった気がする。(←全部は見てない)
澤井先生の「進藤先生には辞めてもらいます」は他所に移って救命とは何かを指導して欲しいとかそんな話‥‥だっだらいいんだけど。