そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

クローズZERO II

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春馬たんが好きなオイラのために某さんが貸してくれたのですが、前作はHDDに入ったまままだ見てません(笑)つまりいきなり2。
結論から言うと、意外と面白かった!嫌いだの何だのいいながら意外と三池作品は見てますが、その中ではダントツ。というかむしろ三池らしくないと思ったんだけどそれはオレが基本三池を好きじゃないので何とも言えないので保留ってことで。でもそう思った理由は映像とキャラね。キャラというか役者。
そもそもオレがヤンキー不良モノ好きじゃないんでこの手の物は面白いもクソもないんだけどさ。だってケンカする話がどうこうってんじゃなくて、ガキがくだらねープライドでケンカしてる話なんかマトモに見てらんねーという好みの問題でさ。ヤクザ物は別に嫌いじゃないけど、まあでも見ないけどさ。単にヤクザやチンピラヤンキーが見栄のプライドを暴力で解決する話って嫌いなの。ああいうのの「仲間」ってのも安っぽくてキライだし。
だからこれも話自体は前作見てないからなんとも言えないけど、えーと、源治ダセー。あいつダサくね?(もちろんオグリンが、じゃないですよ)むしろ芹沢カッコイー!山田様のルックスが前作より好みだってのもあるけど、何となく人間大きい感じ。それに比べて源治って何やりたいのさ。鈴蘭のトップとってもだから何というか、単にしょうがねーからってんで取らせてもらってトップやってますってだけじゃね?って風に見えたよん。つかヤクザの息子が不良学校でトップとってヤクザの跡継ぎって、ナンダカナー(^_^;)オレ普通の人だから、そういう世界わかんねー。
てことでストーリー自体はあれでも納得するけど、何かスッキリしねーなあ(笑)
というかこれって映画オリジナルの話なんだ?ああだからオグリンたちが続編やりたくないって言ってたのね。
でもってスゲー良かったのが映像ですが、三池の作品でこんなにも映像が美しいと思ったことはないです。DVDだから?TVや劇場じゃキレイに見えないだけ?んなことないよな?
ハイビジョンっぽい画面と画面構成の美しさ、色味のバランスの良さ。体育館が燃えるとこなんか幻想的に美しかったよ?
格闘シーンもスローのはいるバランスとか構図とか、カッコいいー!まああれだけの立ち回りを捌いてるのも素晴らしいですが。
今まで三池の映画見てきて、この人ってどちらかというと映像的な拘りより展開や気持ちをどう見せるかや、何がカッコいいのかという雰囲気的なテイストをコントロールする現場主義なタイプの監督だと思ってたんですが、今回は撮影監督かカメラマンのセンスがいいんだろうか?一応HDDに録りっぱのあんま画質が良くない前作の録画もチラッと確認したけどよく判らんかった。ちゃんと見ないとダメかなー?でも今作は冒頭からしてカッコよかったんですよ。一分の隙もないよ。
そしてその画面を支えるキャストの演技がまたスバらしいというか、話自体はどうでも良いのにキャラがいちいち立っててカッコいい。立ってるというかものすごくそれっぽいというか。
オグリンが檄を飛ばしたって話はチラチラインタとかでも見かけたけど、それだけじゃなくキャスとみんながものすごくやる気になってて120%の力を出してるように思えたなあ。
その流れなんで、ちょっとしか出てない春馬もものすごく印象強いし‥‥というか春馬たん、この頃より今の方が明らかに演技すごくなってるというか、成長めざましすぎますよ(笑)
源治があれだからオグリンがずっとカッコいいってのは無理だけど、決め所は決めてるっつーかケンカ終わって髪を解くところがカッコいい!その前に髪の毛縛って戦いに向かう‥‥って流れがあってだけど。でも最後はリンダマンに勝てないというそのヘタレっぷりw(いやあれ、あの文脈だと勝てないんだよね?きっと負けて芹沢によくやったとか言われて二人で肩組んで帰るんだろw)
山田様、いや芹沢は漆原への回し蹴りにシビレました。山田様カッコよすぎる、そしてなんかエロい。小汚くなればなるほどエロいよ山田様!そういや白夜行もそうだった。
あと自分的に発見。高岡蒼甫よりも大東よりも桐谷健太はカッコいい。遠藤要カッコいい。伊崎兄弟ですらカッコいい(笑)漆原だと綾野くんがスゲー美少年に見えるw そして牧瀬、最初ウゼーとか思ってたけど途中から愛らしく思えてきた(笑)金子ノブアキは最初からカッケーです。なんかいろいろ価値観がズレていくよ。それでも春馬たんの美藤が出ると掃きだめに鶴‥‥とかボンヤリ呟いちゃうけどさ(苦笑)
まあお話よりも映像としての面白味(キャスト込み)が遥かに上回ってて、それはこの続編をやるに当たってオグリンや山田様のモチベーションからしたらどうなんだろうとは思いつつ、なんというか、この映画のタイトルや監督がどうのって以上にキャスト側の「見せる力」が勝ってるようにしか思えなかった‥‥ってのはあるかなあ。うん、面白かったって意味でだけど。
それにしても昨今の若手役者ウォッチングのスタンスとして、誰と誰がどの作品で共演してるかってのは結構大きいんですが、この映画もそんな感じだなー(笑)
メイキングはこれから見ますー。

クローズZERO II プレミアム・エディション [DVD]

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