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つまり、世の援交オヤジにはすべからく自分の娘をバッティングさせれば援交をやめるってことかな？そんなクソ野郎が酷い目にあったからといって笑わない方がどうかしてるよ。悲しいのは奥さんばかり‥‥ってそれは当り前だと思うけど、だからといって森夫の言うことが酷いとは思えないなあ。そんな旦那を選んだとか、そんな娘に育ててしまった責任って絶対あると思うもん。当事者にとっては不幸な悲劇であっても、他人からしたら喜劇とはいえないまでも(でも本来の意味での喜劇だと思う）その程度の笑える話だよな。どうせあの奥さんだって、ニュース見てそういう事件に本当に心を痛めたりなんかしないだろうに。他所の家の不幸を見てその深い事情なんか（あるとしても）知りもせず、自分とこはそうじゃなくて良かったわぁとか笑いながら言うに決まってる。
それはともかくとしても、森夫がたぶん何の考えもない、森夫を笑ってた会社員のやつらと同じような人間なのは間違いないけどさ。森夫が残念なのは頭悪いとか要領が悪いとかでなく、物事をちゃんと考えようとしないことだと思うよ。
美和ちゃんにしても山さんにしても傍聴が趣味だっていうのは確かなんだけど、検察官狙ってる美和ちゃんはともかくとして、山さんの背面教師ってのは傍聴することでそれなり得られるものがあるってことだし、少なくとも裁判の結果で賭けをしてるやつらや、森夫を笑ったやつらよりちょっとはマシだと思うのだ。
傍聴が他人の不幸を楽しむ趣味であっても、大体からして楽しいと思えることじゃなきゃ趣味とは言えないよな。それが覗き見であっても自分のために他人の人生を知りたい、それを生かすってことでは自分の生き方の背面教師としてだろうが、検察官になるためのケーススタディであろうが等価であって、そんなの見る方の勝手であって突っ込まれる言われはないって話だし。山さんが言ってた裁判の傍聴が国民の権利だってのは、そういう意味で生かすべしってことだと思うから山さんが言うことは間違ってないと思うし。
山さんは単に仕事＜趣味の人で、傍聴するためにたぶんフリーターをやってるんだろうけど、趣味を自分の人生に生かしてるということでは個人の生き方として非難される言われはないよ。そういう他人の人生を見て何も感じない「想像力のなさ」が心ないってことだと思うんだよね。そういうのが賭けのやつらはもとより、他人の失敗や不幸を見て何の躊躇もなく笑える人なんだと思うもん。
森夫は今までそういう裁判を傍聴してきてそれなりの答えを持ってたはずだし、だから傍聴という行為で何かしら考えることが楽しかったはずなのに、他人にそれを非難されただけで揺らいでしまう、その筋の通ってなさがそもそも森夫の生き方としての負け組体質なんだと思うよ。今の森夫って「傍聴」が楽しいんじゃなく、「みんなで楽しく傍聴すること」が楽しいと思ってた、単に寂しい人じゃないか（^_^;）
なんで傍聴するのかということを聞かれて答えられない森夫が、傍聴なんか意味がないといってあえてそんな想像力のない人たちの仲間になろうとすることがアタマワルイなぁと思うのだ。
まあ森夫みたいな人がぶらぶらフリーターやっててもどんどん負けが込むだけだから就職しようってのはいいんじゃないかと思うけど、たぶん就職しても同じようにウジウジと負け組人生生きることになるとしか思えないなあ。良く言えば優しいんだろうけど、こういう人は気がついたら想像力のない目端の聞く世渡り上手なやつらにいいように使われてる気がする。それって癒し系でも草食系でもないと思うのだ。
ところで話変わるが、今やってるサッポロビールのCMの「苦手なものは？」「気が強い女性がちょっと」｢意外と贅沢｣ってCMがすげーキライなんですが。自分はさておいて癒されること前提で話すんなよなーというか、いや何となく美和ちゃんが好きな森夫はまだマシかなあと思っただけですが。それとも山さんと同じで単にドMなのかなー？ｗ
