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展開地味だし事件メインのものか、登場人物人情話がメインのものか、なかなかわかりにくい話ではあったけど、結局中山忍は騙され顔の薄幸の女キャラってことですかね（笑）や、中山忍の薄幸キャラもだけど、顔はよく見るけど名前が覚えられない岡田浩暉もそうとう下衆っつーかしょーもない小悪党なエリートをやらせたら右に出る者ないと思うなあ（笑）しかも超ビビリｗ
どっちにしても紀子（中山）の頭悪いというにも気の毒な騙されタイプの女の話を、自業自得だよなーと言わせない内容がよかった。だからといって現状で応援したくなるって感じでもないような微妙なさじ加減。ほんと第2シーズンになってからは内容が練れてんなあ。
ひとつだけ、強盗に入られた脱税宝石店の事件の方の犯人・根岸と紀子の接点は？ってのが、最後まで放置気味で話進んでたけど、結局「たまたまの偶然だった」ってことだけがお話のネタとして第1シーズンを彷彿させるくらいにはご都合だったってくらいかな。だってそこ、絶対見てて気になるじゃん。それありなんかよーってちょっと思った‥‥けど、それが明かされるタイミングではすでにもうこのドラマ自体が「騙されやすい女の必死さのお話」になってるわけだから、その辺は上手いなあと言わざるを得ません。そういうふうに持っていく演出的なバランス構成が上手いのかな、たぶん。だってもうそんなこと問題じゃないしって感じだし。あ、わざわざ紀子を殺そうとする北原の間抜けさはアホだなあと思うけどｗ
でもってまたクワバタと同じくその演出の範疇だろうけど、目撃者の通りすがりの酔っ払いオッサンが蛭子さんってのが（笑）あと冒頭の第一発見者のおばさんはよく見る脇役の人だけど、説明してて興奮のあまり「もうこの道通れない〜」ってのが妙にリアルでおかしかった（笑）そうだよな、近所の通り道で人が死んでたらそれくらいにはビビって興奮するよなあ‥‥みたいな (^_^;)
お話的にはその薄幸で愚かな騙され顔の女が、幸せをつかもうとしてちょっと間違っちゃったってのを、むしろその幸せを待ってる姿勢がダメなんだって話で落としてるとこは救いかなあ。事件としては紀子も北原も宝石店主もみんなそれなりの罪には問われてるし。警備員さんは正当防衛が成り立っても良心の呵責に悩まされそうだけど。かわいそう。もともと金を引き出すつもりで紀子に近づいてる北原にいたってはいい気味って感じだけどな。
それと今回おかしかったのは山口記者と水野の絡みか。
珍しいというかあいつら犬猿ってほどじゃないけどそり合わないから第1シーズンからほとんど絡んでないし、第2シーズンの水野って輪をかけてカリカリしたキャラになってるからなんとなく安積班でも浮いてるような気がしてたんだけど（いや脚本家陣が扱い兼ねてるって意味で）、今回はみんなが水野の秘密を握ったんでちょっと面白かった（笑）
あれはあの屋上の女二人の内緒話の流れとして、瞬間的にゲイを好きになたんだろうなと閃いたんだけどさ（爆笑）いやまマジで爆笑した（笑）あそこで内緒話的に間を取る演出はわかってるよなー。でもってあっという間にみんなに知れ渡ってて、村雨さんがなにげに山口記者の居場所教えるとか、ナイスチームワークというか、あそこの役割分担ははっきりしてて安心できるなあ（笑）というかそれ騙されたとは言わないと思うんだけどどうか？（どっちかというと水野って後輩女子に迫られて困ったってタイプに見えるっつか水野がレズだと言われたほうが納得するんですが‥‥ｗ）
あと今回のオチャラケ交通課長は安積さんの別れた奥さん話で釣り‥‥ですか（笑）困った男だなあというかそれより涼子ちゃんを食事に誘ったって話はスルーでいいんですか、ハンチョウ!?
神南くんもだいぶ出番多かったし（マジ緊張感ないよなあｗ）、あと何でもないけど安積の電話をデスクワークの桜井と村雨が受けるときに、ぼんやりしてる桜井より先に村雨の方が取っちゃって、桜井が出した手のもって行き場に困って‥‥みたいな、やっぱり細かいキャラ立てが演出陣で行き届いてるなあ。須田・黒木コンビも今回働かされてたけど、どっちかっつーと村雨・桜井コンビの方がスタッフに好かれてんかなー？
あ、今wiki見て気がついたけど、やっぱり1と2で神南署のロケ地って変わってたんだねー。
