そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

警視庁失踪人捜査課#5

http://shissou.asahi.co.jp/
脚本・北澤寛、演出・七高剛で、先週と同じくまともな失踪人事件で事件性は微妙?なケース。脚本は突っ込みどころはあるんだけど全体に面白いし、これは二週続けてこういう物ってことはやっぱり演出の七高さんの手腕かなあ。
オチとしては希ちゃんの本当のお父さんは堀さんだった‥‥って、いやまあ、希ちゃんは鶴見辰吾の娘ってよりは袴田吉彦の娘のほうが納得出来ますよ?(身も蓋もない)まあそこら辺、なんで戸籍抄本でそれがわかるんだとか、わかってすぐにあんなに親密になるのか、それとも昔から親密だったけどなのかよくわからないし、希ちゃんがやたら堀さんのことを庇ってたから、たぶん彼女が別荘に行こうっていったんじゃなく、あれだと堀さんが乗っ取りのこと話して協力してもらったってこともありかもよ?あと希ちゃん、着替えどうしたんだ?捜査課の人誰も、公子さんですら突っ込んでなかったけど。堀さんのマンションに行く前にその買い物してたってこと?やっぱり急だったのか?
そしてもちろんすべて悪いのは里見社長ってことで?つかそもそもの業務上横領って、一体何に使ったの?ポケットマネーから2億出せるのに。
あと堀さんと付き合ってたハズの里見奥さんがなんで里見さんと結婚することになったのかとか、その後何もなかったのかとかいろいろ気になることは多数あり‥‥ってな感じ?結婚後で希ちゃんが生まれたんなら戸籍上は問題ないはずだから生まれて認知したあとで里見さんが強引に奪ったとか奥さんの様子からしてもしかして一度捨てられたとか?まさか堀さん、妊娠知らず世界中を放浪してたとか?(Q.E.D.か!w)袴田は天才エンジニア役多いなあw
そういや警察にとり合ってもらえないからってTV局に持ち込んだネタだったけど、結局微妙な誘拐ってことで放送されないんだろうなあ。くたびれ儲けかw でもそれを上手く使って状況説明するのとか上手いなあ。
家族の問題に突っ込む前にVTRが終わっててそこから家族への捜査が始まるとか、大きな誘拐事件かと思わせて引き込むTVドキュメンタリーを使った話の導入もうまいし。誘拐だとまだ失踪人じゃないもんなあ。
失踪人捜索って前回や今回みたいに解決しても通常の事件よりドラマチックな事になったりするわけでもないし、このドラマではそこまで複雑でも簡単でもない話をってことでは、被害者加害者の事情や事件の謎じゃなく「捜査の展開そのものが面白い」ってことで特化してていいんじゃないかと思う。だってそういう意味ではスゲー面白かったし。
あと会社の内部事情を叔父の稲本と田村からの話で説明するとこの、特に田村が後で話しますってそのシーンがちょっとヘーって思った。いや喫茶店とかラウンジでなくあんなちゃんとしたホテルの部屋でってなぁ。
キャラが立ってるってのが前提であって、そのキャラたちが出張ることなく自分の職分を駆使して事件の本質や理由には突っ込まないで展開の面白さだけを楽しめるってことでは脚本の仕事もレベル高いけど、やっぱり演出の見せ方のテンションが高いなあ。こうい集中力のある演出って好みなんだよなー。
まあ里見はDV絡みってことで捜査課の人たちには妙な恨み買っちゃったし、そのまま違法すれすれの強引な買収で逮捕でもされろってことか。B型とO型は気が合わなくはないけどA型はやっぱりA型相手の方が気楽ですよ?A型だった希ちゃんはA型の拓也君と仲良くすればいいよ。微笑ましいw
あとたぶんこれからだんだん高城の過去の話になるんじゃないかと思うんだけど、表には立ってなくても高城がどう思ってるのかってのは見せてるから楽しみだなあ。高城さんは今回もなにげにカッコよかった!そして法月さんがつ終始にこやかに笑ってるのが何だか空恐ろしすw