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仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー/EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ

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YELLOWだけ単独ポスターが。他のもあったっけ?
監督:柴崎貴行・脚本:米村正二スクリプト監修:小林靖子・主演:戸谷公人
裏ミスター平成ライダー柴崎タン担当作品です!なんでかディケイドin超電王の世界、最初から意味不明!(笑)
一応ネタバレにしときます。隠すほどじゃないから隠さないけど、感想はぼややんと、ツッコミどころは言わないでおいときます。BLUEほど面白かったとはいえないけど、というかむしろ海東が好きでないと面白くは思えないかも。イマジンズと良太郎はこっちの方が活躍してるけど。そしてイマジンズたちは相変らずおバカだった(笑)

 
 
BLUEがまさに電王らしいオハナシだとしたら、こっちはちょっと微妙。だって主人公が海東なんだからしようがないよね(笑)
その海東のキャラも、実はディケイド本編ではそんなに描写されてない上に、メイン脚本家変更でブレたというか何だかわからない人になってたんで、一応、今回の映画の海東が正調・海東大樹ってことでいいんでしょうか?キャラとしてはスゲー判りにくくてさぁ(笑)パンフの公ちゃんのインタ読むとああ成程〜とはっきり納得はできるけど。どうりでディケイド本編でもあんなとっ散らかったキャラに見えてたはずだよ‥‥みたいな?うん、スゲーわかりにくいデス‥‥
BLUEよりもイマジン出てるし、良太郎も活躍してるんだけど、やっぱり微妙に電王ではない、脚本家云々より話の構造として電王じゃない‥‥んだけど、「超」電王だから別にいいよ。オレはな。 *1
時間警察の設定とか、そもそも海東は何をどうしてそこにいるのか?とかあんまり考えちゃダメ!みたいな?今が2010年6月の設定で過去に戻る時間が2008年11月22日、その頃には海東はもうディエンドだった‥‥んで、「世界」を渡ってるらしいんだけど、時間は移動できないらしい。ちなみにゲストキャラの黒崎レイジは2008年時点で子供だから、時間警察はもっと先の近未来っぽい。
で、まあ全体には柴崎監督のわりにあんまりピリッとしてないというか、さすがに70分の映画ってのは勝手が違うのかなあ?
前半は米やん脚本のせいなのかどうなのか、何だかとても新ルパン三世的な、海東は確かに泥棒だけどそうじゃなく、どっちかというとモモたちイマジン劇場的な意味でのドタバタ劇で、正直ストーリー的に何がしたいのかよく判らないせいで全体によく判らないことになってた気がする。
なので面白くなってきたのは後半の海東やモモたちが脱獄するとこ辺りからで、そこら辺でやっとこの映画のストーリー像が見えてくる感じかなあ。なんかちょっとオレはわかりにくかったです。あ、海東が単独で時間移動できないってことのせいで、あんな手間がかかることになってるからかな?そこだけ電王のフォーマットを使ってるせいで(でも使わなきゃ電王じゃないし)面倒くさい話になってるのかも。あと黒崎の絡み方がわかるのが遅いからか?もうちょっと黒崎のことを描いててもよかった気がするけど、バランス的にはそれもビミョーっつか難しいかなぁ。それ自体はそんな判りにくい話でも複雑な話でもないけど。判りにくいのは海東の行動のせいかな。
キモのところの話の枠組みは過去に飛ぶ話になってるから「電王」なんだけど、話の見せ方としては海東のキャラに拠ってるから(「ディケイド」ではない)海東がそういう人間だっていうのが判らないと面白くないかも?一応最後は柴崎タンが上手く説明はしてくれたかなぁ。米やんの脚本がよく判んないって気がする。
要は、海東の泥棒としてのプライドと、「お宝は命を懸ける価値があるほどかけがえのないもの」というポリシーで展開する話であった‥‥というか、その海東のキャラを説明するためのオハナシってことなのかな。他人にとっては価値がなくてもその人だけには価値あるものもお宝として尊重する‥‥っていう海東のポリシーはとてもいい。だから海東のキャラに共感出来れば面白いけど、そういう意味ではこれは「電王」じゃないの(笑)
オレは面白かったです。だって海東好きだもん。そういう捻くれた、行動が真っ直ぐじゃないところも(笑)というか、ああ、海東ってこういうやつだったのねーって話。
まあ正直いきなり人工イマジンだの時間警察だので、電王の活躍は違法だの言われてもって話で、しかもそこら辺話振るだけ振っといて放置だし(というかそれはいつものことだけど)でも黒崎と海東の話もケリがついてみればイイ話で、意外とちゃんと丸く収まってるから投げっぱってこともなく、米やんだから靖子たんほど毒もないので黒崎的には母子愛のストレートにいいお話、海東的にはまったく大樹くんはツンデレ?だなぁーって話DEエンド。
ちなみにレイジのお母さんが粟田麗さん。小夜子さんいつの間に子持ちに‥‥(笑)(こないだはタンブリングで子持ちだったけか)
ところどころ電王っぽく(靖子たん監修の)「人の思いが時間をつくる」だの「いつか未来で」ってなセリフとか入ってて唐突に電王っぽかったり(笑)
 
そういや戸谷公ちゃんはまだハタチなんだよなあ‥‥まあディケイドからあんまり時間経ってないからにしても、でもやっぱり大人っぽくなって、あの子顔が大人びてるから超カッコいいんですけど。というか顔立ちはアミュ顔、タケるんと同じ系統だよな。タケるんより派手だけど。
ああそうそう、ネタバレだけどいっとこう。
もー何が一番ワケわかんないって、なんでか最後、レイジからディエンド用のケータッチもらうとこだよ。なんで?なんか理由あんの?でもってパンフには書いてあるが、ディエンドコンプリフォームの最終奥義が「カメンライド ゲキジョウバン!」なことが脱力というかツッコミどころというか‥‥(笑)
でもオレがなんかツボったのは、最後のオーナーの戦い関連のウラやんの「今まで生きててこんな恥ずかしいと思ったことはないよ」(セリフウロ覚)だよ(笑)
過去と現在の海東のディエンドダブル変身とか、「僕に命令できるのは僕だけだ!」っていう海東の海東らしさは面白かった。黒崎レイジの古川雄大も意外とハマってたし。
んでなんで海東は光冩真館に戻るんだよ(笑)どこの光冩真館だ?
オーナー@石丸さんの「技」は相変らずスゴかった(笑)あの大量のチャーハンもスゴイけど!w
早くDVD出ないかなあ。イヤもっかいくらい見てもいいけど、ヒマあれば。というかこれもう一回見た方が面白いかもなあ。
 
あと夏のWの映画の予告編もあった。そうか杉本彩が‥‥か。(髪形でわかるようなw)イマジンアニメは遊びすぎ(笑)
そういやパンフDVD付きの方なんだけど、通常版はREDと同じというかいつも通りだったんだな。なんでBLUEだけ違ったんだろ?

*1:ただチラチラと耳に入る知り合い系のにわか?電王ファンの話など聞いてると、REDは侑斗が出るから見に行くけど、あとは見に行かないっていってる人もいるみたいで、そんな人もBLUEは見たら面白かったらしいけど、YELLOWはどうかなぁ‥‥って感じ?まあ、ミーハー的に本編が好きな人はそういうもんだと思うけど。