そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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天使のわけまえ#2「セレブと太巻き」

http://www.nhk.or.jp/drama/wakemae/
今週も面白かったしいい話だったー。セレブ妻のさくらさん(ともさかりえ)が、上から目線セレブ妻なのに妙にカワイらしかったし。
それにしても「男は胃袋でつかめ」(意訳)はある意味呪いの文句だなあ。そんなこと真面目に正しいと思って言うやつは死ねばいいのに。
思うにさくらさんが料理ヘタなのは不器用だからじゃなくて、食べることが好きじゃないからじゃなかろうか。劇中でも食べる描写ないし、くるみのお料理を見ても「美味しそう」っていうセリフがなかったような気がするし。
だってあの広い家をあんなに完璧にキープしてるんだよ、家事がヘタなダメ妻ってわけじゃないと思うんだよね。だから余計に自分をダメだと思う完璧主義者なのかなあ、いや自分のことをダメだとは思ってないか。そこら辺は調子いい人みたいだし。普通作った人間が目の前にいるのに「私が作った」なんて言えねえ(笑)どんだけ面の皮が厚いんだ (^_^;) そしてあんな夫婦の諍いを目撃するはめになったくるみとミキちゃんのいたたまれなさ、わかるよw
ていうかさくらさんは子供の方を向いてないことの方が問題じゃなかろうか。まあ解決したみたいでヨカッタヨカッタだけど。旦那のことも。
康太(野村周平)の学校問題も和也(細川茂樹)が振り込んだってことで解決‥‥はいいけど、いつ逃げてる理由は明かされるんだ?というかこのドラマ全5回はもったいないなあ。
なんかやっぱり全体にレディコミ漫画的な距離感というか、主人公のくるみのあっさりした感じといい、さくらやミキちゃんとの付き合い方の距離感といい暑苦しくないところが良くもあり物足りなくもありってとこだけど、これはこれでいいかな。このドラマのテイストとして。
なんかくるみのファッションが森ガールなんだけど、そういう感じの草食系な付き合いがちょうど今的にマッチしてる感じかなあ。
そう、くるみが森ガールなんだけど、なんか35歳の森ガールってのはいくら観月ありさが美人でもかなり微妙‥‥と思ったんだけど(格好自体はカワイイ)そうじゃなくてあのメイクがイカンのじゃないかと思い至った。なんで目元とかやたら濃いんだろう。あれはイカンですよ、相当ミスマッチ。ただでさえありさは濃い顔なのに、すごくアンナチュラルな気がするんでもうちょっと控えめにして欲しいかも。いいけどありさはまだ33だよな。伝説の少女ももうアラサー。
そしてミキちゃん(西原亜希)と料理上手のステキな八百屋の高志くん(佐藤祐基)はまたラブラブるんですか?(笑)なんで局またぎで、しかも同じ事務所ってわけでもないのにいつもそんな?もうリアルで付き合っちゃえばいいよ!w
いいけど、ガレージセールで揚ドーナツなんか出すなよ。その手で品物触られたらたまらんだろよー。
今回の話でさくらはご飯作れるようになるんだろか。くるみみたいにあんな丁寧に御飯作るのは憧れるけどオレは出来ないなあ。うちで食べるご飯なんか何でもいいんだもん。一時間以上食事作りに時間かけたくないよ。出来れば3〜40分くらいで終わらせたい。いつもそんな感じだけど。(でも時短メニューは大嫌い)
でも習ってでもそういうご飯を作りたいって人がいるから料理教室なんだろうなあ。というかくるみが自分のやってることに無自覚だっていうのは、すごく幸せなことだなあ。(天然って意味で)それはもう料理が趣味じゃなくて生き方ってことだから。料理教室は必然だよな。
そういえば今回の話が「誰かのためを思って作るごはんだからいい」にならなかったのはなんでだろ。杏ちゃんが食べたかったのは切らない太巻きだったし。くるみが丁寧なご飯を作るのは何のためかっていうと「自分のため」だからそういう話にならんのかな。まあ「”誰かのため”で作るご飯だから美味しい」なんていう結論出されても安っぽくてなんじゃそらって話になるけどさ。その辺の押し付けがましさがないのもいいかも。