そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

TIGER & BUNNY(タイガー&バニー)#1

http://www.tigerandbunny.net/

#01 All's well that ends well.(終わりよければすべてよし)

 脚本:西田征史 絵コンテ:米たにヨシトモ 演出:鈴木清崇 作画監督:小林利充
 
オレ的にいえば「ママさんバレー」「怪物くん」の西田征史が脚本・シリーズ構成で、キャラクター原案・ヒーローデザインが「ZETMAN」の桂正和。ワオ!てか、ヒーローものは桂正和だよな!w
監督のさとうけいいち氏は「THE ビッグオー(勘違いしてました、ビッグオーの監督は片山一良でさとう氏はキャラデザ&世界観設定だった)SMAP×NTTのGATCHAMANにガオレンジャーか。ビッグオーもスマのGATCHAMANも好きなんでなんとなく名前は覚えてた‥‥レベルだけど。ちなみに絵コンテはガオガイガーの米たにさんね。
わりとぬるっと始まって状況説明的な1話だったから、テンション上ってオモシレー!って感じでもなかったけど、作画が桂正和風(スゲー似てる!)の硬めの絵だったから、まあむしろリアルっぽいってことでこれでもいいかな。丁寧なところが逆に堅実な感じはするし。
パッと見、アメコミのゴチャ混ぜワールド、ジャスティスリーグ *1 とかウォッチメンかってとこか。いや最近のアメコミ事情はあまりよく知らないもんで‥‥で、そこでヒーローの体に広告が入ってるというモータースポーツ的な世界観。おまけに報道はリアリティショー的なw てかあれ報道じゃねーよなーw
公式サイトのイラスト見るに、シュテルンビルドの街は近未来のマンハッタンってことかなー。その点ではスパイダーマン的でもあるw 電車止めようとしてるとか、スパイダーマン2だし。(2だっけ?3?)
世界観的には十分説明されててわかりやすいから、逆にじゃあ何を描くんだろうというとこが問題かな。主人公の虎徹はあれで裏がないのなら、もう一人の主人公バーナビー・ブルックスJr.のほうに何かあって、バディものとしてそこら辺掘り下げるんかな?
虎徹のわかりやすいダメおじさん的なところはなかなか萌えなところではあるけど、桂正和のキャラ絵は、オレ、好きだけど「萌えー」じゃないんだよなー(笑)バーナビーも然り。もうちょっと柔らかい作画のほうがいいかなあ、好みの問題だけど。まあキャラはこれからかな?
ちょっとわかりにくかったのは、主人公二人が「5分間だけ100倍パワー」なんで、他のヒーローたちのパワー制限があるのかないのかよくわかんなかったことか?もうちょっとスーパーヒーローの概念を「超能力的」に確固たるものとして、各自の能力の定義は説明して欲しかったかなー。
その辺、思ったより小ぢんまりとまとまってる感はあるけど、わかりやすい敵とかフリークスはでないのかなー?普通の犯罪者相手だとイマイチ弾け感が少ないというか、まあ全体に面白い試みではあるから楽しみにしよう。
ブルーローズの偽CM(笑)はDVD化した時のためだと思うけど、どうせなら企業CM(というか宣伝)を本編内に入れ込んでCMなしにしてもよかったんじゃないかな?そういう映画とかあったよな。あ、それじゃギャグになっちゃうか(笑)
作画は初回ってこともあってスゲーよかった。細かいところで桂正和の絵をきっちりフォローしすぎ!スゲーw
虎徹とバーナビーのスーツはちょっとアイアンマン系だけど、シンプルでカッコイイし、色味もきれい。
しかしあのOPもだけど、ヒーローのボディの広告とかは3DCGじゃないと出来ないだろうーなー(笑)面白いなー画面見てるだけで結構楽しい〜 (*´▽`*)
あとは話の展開だけだね。この企画自体はスゴイし、西田さんだからお話的になんかあるような気はするんで、今後も期待!

*1:アニメの第1〜第2シーズンがスゲー好きでした。