そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

リバウンド#7「信じられない女」

http://www.ntv.co.jp/rebound/
 脚本:遊川和彦 演出:石尾純
 
なんでか毎週気がつくと感想書かないまま水曜日で、どうしてかおっつきません。見てるのは見ちゃってるんだけど週末感想書く暇なくなるからかしら?今週こそはおっつく!
と言いながらも前回も今回も何でか感想が微妙に先取りしてるような気がしなくもないというか‥‥先読んじゃってるよな?w
てことで女同士の友情はあるか?
まあ前回の感想でも言ったけど、瞳があんな信子でも親友だっていうんならいいんじゃない?って話だと思うんだけど、よくなかったってことかね。結局信子の全方位外交な性格のせいで瞳ぶちきれってことだよね。うん、完全に信子のせいだと思う。
瞳は瞳で信子に優越感を感じることはあるかもしれないけど、基本的なところで信子のことは信じてるし好きなんだよね。
たぶんそれって転校してきたときに声をかけてくれたからっていうインプリンティングもあると思うけど、そこはやっぱり「理由なく気が合った」んだと思うのよ。だから何であんたら友達なの?って状況でもちゃんと成り立ってたというね。
んでそれって信子と太一の恋愛と同じなわけで。
ちょっと前に信子は、恋人同士なのに気を使わなきゃいけないのは変だ、相思相愛ってどういう状態なんだ?私には経験がないからわかんないよ!って逆ギレてたと思うけど、親友だってそうだと思うんだよね。
信子は瞳に対して無意識には気を使わない自分中心の態度をとって甘えてて、瞳の気持ちはお構いなし、というか自分にはどうしようもできないことだからと思ってあえてそこに触れなかったんじゃないかなあ。だから意識的には変なこと言って瞳に嫌われたくなくて、勝手に遠慮してるんだよね。
でもそれは信子の考える「瞳のため」であって、瞳からしたら大きなお世話だったりおせっかいだったり、その割に自分の状況には無関心だとちょっとさみしく思ってたり‥‥って、仲良さそうでお互いのことを理解してないというね。ただそれも恋人の時と同じで、同じことでも状況がいいときは「良し」で悪い時には「ダメ」になるから難しいんだよな(苦笑)
結局信子が人と争うのが好きじゃないからそれを回避してきた結果、そこら辺の線引きが分からなくなってる‥‥というだけなんだけど、ドラマとしては難しいことやってるよなあ(^_^;)
だから普通の人に対してそれをやると、場を収めようとする八方美人さとヘコたれない明るさは逆にウザいというか、「あんたどっちの味方なの?」状態で信用されなくて、編集部内での今の状況のように孤立しちゃうというね。
それと太一との関係はまた別だけど、サブタイの信じられない女って、太一のことを信じてないのかっていうとそういう話じゃないんだよな。
太一は信子を好きだって言ってるのに、本当は瞳のほうが好きなんじゃないの?といって疑ってるんではなく、瞳との友情を壊したくないから自分で勝手に太一のことを好きじゃないことにして諦めようとしてるだけ、それも太一の気持ちはお構いなしという自分勝手さなんだよね。そう、また信子の自分勝手な逆切れ(苦笑)
瞳が太一のことを好きになってるのは、太一がいい感じに気が利いて優しかったから‥‥という「理由」があるんだよね。それって研作が信子のことを太ってるから好きだという「理由」なのと同じで、このドラマに置いて信子と太一って特に理由なく結ばれちゃってるから、「理由」があるうちは絶対ダメだと思うんだけどさー(^_^;)
瞳とちょっといいカンジにはなってるものの、それでも何の疑いもなく信子にプロポーズしようとしてる太一のことを考えたら、本当に信子は太一に対して酷いことしてると思うよ?(苦笑)そりゃヘコむよなーw
でもまあもうちょっと深読みすると、太一も瞳もそういう全方位外交してる明るくヘコたれない信子を見てると幸せになれるし、そういう信子が好きなんだけど、それもまあ勝手といったら勝手かなあ。美徳と不満は表裏一体というか‥‥いやでもやっぱり信子が悪い‥‥のかな?勝手に他人の気持ちを思いやってる、それを良いことしてると思ってること自体、思い上がりだよな。でもそういう単純馬鹿な明るさが信子の信子らしさだからなあ。なおしようもない‥‥ってことで、一度関係性がぶっ壊れて本音が見えたうえで元通りにならない限り、収まらないような。元通りに収まれば‥‥だけど。
というか知らないとはいえ(あの時点で知らないほうが問題だけど)瞳に「会いたいならお母さんに会いに行けばいい」という信子は酷いよなあ。会いに行って邪険にされたから瞳はへこんでるのに。「愛されないのが怖いんじゃない」よりひどいよ。
信子がそういう無意識のうちに核心ついて酷いこというってのが、なんかすごくじわじわ効いてるんだよね。遊川さんってそういう無意識の悪意をちらっと混ぜるの上手いよなあ。
にこちゃんロールケーキは鐘がなるほど美味しかったのに(だって太一の愛がこもってるからw)ちっとも幸せそうじゃない信子の明日はどっちだ?
細かいとこはいつもながらオカシかった。冒頭のバカップルとか、もうどうしようかと思うくらいw 信子ウゼーメンドクセー(笑)
どうでもいいけど、そういや編集部員の上野なつひ絶対彼氏とかぶってるよなあw 当て馬ポジってわけじゃないけど。
編集長は絶対今の状況を楽しんでるよなー。言ってること全部実体験からなら面白いのになあw