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脚本：香村純子 監督：渡辺勝也
『あいつらの魂だけでも、救ってやりたいからな』
西村和彦、キター！
戦隊で見る西村さんは他の番組で見るより5割増しでカッコイイと思うのは気のせいじゃないよな？（笑）
そして風邪っぴきから復活した病み上がりで張り切る殿下は、またロクな事考えつきませんでしたよ。
だって「バリゾーグ量産計画」って作戦としては大変アリないい作戦、そこはさすが殿下、やるときゃやるじゃん！みたいな感じだけど、冷静に考えると単にバリゾーグの様子を見に来ただけの本国一の天才科学者ザイエンに余計な用事を言いつけたせいで、結局戦わなくてもいいゴーカイジャーと戦ってお亡くなりに‥‥という話だよな？本国からしたら大科学者を失って相当な痛手じゃないか？そろそろ皇帝陛下もお怒りになるんではないかしら？殿下の身が心配ですよ。
それにしても、シド先輩とジョーの話はまだ引くってことね。もしかしてライブマン投入を見越してのこのネタだったのかしらと思わざるをえないハマりっぷり。本当にゴーカイジャーの構成と設定って隙がないなあ。上手すぎる。
エピとしては、どうせ終盤近くにジョーとバリゾーグの対決で記憶が戻るかどうか云々という展開があるだろうなあと当然思ってたんだけど、その前にちゃんとジョーがシド先輩はもういない、というか敵であるバリゾーグと心置きなく戦う理由・心の準備として、改造されたシド先輩の無念を解放する、魂の救済のために‥‥という使命感を持たせるとか、ちょっとそこまでは考えてなかったというか軽く感動するよ。キャラ立てとしてすばらしいな！名前もジョーと丈で、出会いの印象付けとしても上手いし。
逆に言えばこの話でジョーの中にあった僅かな希望が失われたってことでもあるんだけど、もともとジョーだって海賊だし、そういうことに拘って仲間を危険に陥れるってことはないだろうと思ってても、そういう気持ちをどの程度吹っ切ってるのか、見てるこっちが知ってるかどうかって大きいしな。
しかもジョーからしたらこれでシド先輩が復活するかもという未練は絶ち切ったって話だけど、ラストのバリゾーグの様子見るにまだひとネタいけそうだし、いろいろ期待するよ！だって肉体が元に戻らないってのははっきりしても、記憶まで戻らないって断定されたわけじゃないもんな。そりゃ期待するよｗ
しかもその気持ちの流れとして、寝返った親友と戦わざるを得なかったというライブマンのストーリーにちゃんと沿ってるし、イエローライオン・大原丈のいう親友たちへの想いにも説得力が出るんだよなあ。
ジョーの方も自分の事情を詳しく話してるわけでもないのに、逆にそこら辺説明しなくてもわかるようになってる辺りもよかった。あのシーン、すごくよかった。これでジョーが自分の事情とか説明したらすごい興ざめというか、ジョーはそんなことわざわざ他人には言わんだろうってのがあるわけだしさ（笑）
巨大ロボ戦ありの30分でそこまで出来るという戦隊のストーリー展開の洗練されっぷりって、改めてスゴいよ。ライブマンロボもなんかわかんない鎧の戦隊うんちくアリ（笑）相変わらず便利キャラｗ
それとここんとこずっとシュリケンゴーカイオー押しだなあ。今売りたい玩具なのか？（CM中だしなｗ）
あと意外だったのは大原丈ってあんな軽い性格だったっけ？（笑）いやオレ、もちろんライブマン見てたけどシリアス傾向の戦隊ってわりとうろ覚えなんだよね（^_^;） 科学者志望なのに熱血漢でひょうきんでお人好し（＞wiki先生より）、スケボー得意とか（しかもイケメン）、ハイスペックだなあｗ
ザイエンの声の中田譲治さんもオリジナルキャストってことだけど、相変わらず渋くてカッコイイ声です（＊´∀｀＊）ﾎﾟﾜﾜﾝ ←うち的にはSATCのミスター・ビッグｗ
冒頭の鎧とハカセのデコツッコミやり取りとか、ほとんど活躍してないけどお宝探しにやけに乗り気に見えて楽しそうなマーベラスとか、マーベラスとハカセのコンビ捜索で意味ないポーズとか、やたらいい味だった（笑）出番少なくてもツボｗ
渡辺監督の演出のさじ加減もよく、見てて本当にたったの30分だと思えないいい出来でした。あの狙われたボクサーの人（渡辺一久）もやたらいい体してると思ったら本職のプロ格闘家か！本気度高いなあ、ゴーカイｗ
本当にゴーカイはそつなく面白いな！ああ〜、今年の戦隊が面白くて本当にシアワセだよ（＊´∀｀＊）
予告。
立て続けにオーレンジャーもオリジナルキャスト！さとう珠緒と宍戸勝さん。隊長か。
忘れてた、ゴーカイアップ時の西村さんのブログ。
「黄色獅子」http://kaz-no-blog.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-3f54.html
