そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜#11(終)

http://www.fujitv.co.jp/C-273/index.html
脚本:酒井雅昭 演出:岩田和行
 
面白かったんだけど、最後まで畑山さんが何をやりたかったのかよくわからなかったよ。なんで塚本を殺したのかも(SP見てないから)余計によくわかんなかったし。
や、自分のIDを取り戻したいってのはともかく、それならなんで結局警察を裏切る?みたいな。行動原理がよくわからないというか‥‥そもそも看護師だったってのはわかったけど、そんな普通の人がなんで人を殺したりできてるんだろうっていう。裏社会に馴染みすぎ。
木幡も、ユースケの柄に見合ったオモシロ目当ての愉快犯もどきだったし、わりと予想通りの結末かな。ああ、あれくらい頭良ければああいう事やってて楽しいだろうなあ‥‥とちょっと思った。ドラマだけどw 竹林師匠もそれくらいのレベルにはいけそうなのになw
話というか、事件自体は複雑だったけどわかりにくくもなく、ホントそつなく面白いよな。
木幡の最後もあっさりしてるといえばしてるけど、まああんまり考えこむような話でもないからこれはこれで。むしろ彼は単純に楽しんでやってるし、この逮捕もまったく痛手じゃなくこの先何度でもやるだろうなーっていうとこが不気味というか、そういう意味では終わってないから盛り上がり過ぎない程度でいいのかなあ。
事件の解決とか黒幕の木幡との対決とかってよりも、瀧河が刺されて、塚本とダブったりしたけどそこでちゃんと犯人を追える、仲間に指示が出せるようになってるというわかりやすい成長が見られることがカタルシスであって、そこんとこで十分満足できたしね。
瀧河も死ぬような怪我じゃなかったしヨカッたヨカッタ。てことは塚本の死も、桜木が成長するためのこの最後の展開のため‥‥といったらあれだけど、まあその程度の意味合いで逆に良かったかな。あまりにも塚本の弔い合戦的な盛り上がりも、このドラマの場合なんか違うような気がするしさ。
まあ結局キャラものというか、あの対策室の面々を見てるのが楽しくて、その中で桜木が成長していくのが見どころなドラマってことで。
最後に対策室の新しいメンバーで横山裕って!まだ続ける気か?続くのかなあ(笑)あえてジャニってのは次のドラマが櫻井の例のお嬢様探偵のやつだからか?(笑)