そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ドン★キホーテ#8「恋の絶叫ドライブ」

http://www.ntv.co.jp/dq/
脚本:大石哲也 演出:大谷太郎
 
確信犯でそういう話にしてるんだろうけど、中学生の時の給食費の件は鯖島少年は本当に盗んでるし、圭太くんがクラスで39点を付けられたっていう話は結局解決したんだかしてないんだかわかんない上にそういう話じゃなかったし、鯖島さん(中身城田)はペットショップの内野さんに好かれてたんじゃなくてキモがられてたってこと?いいけど内野さんが平田薫だって気が付かなかったよ。髪短いからか?(えー)
その挙句、まったく何もかも噛み合ってないままの鯖島・城田・圭太くんが、たまたまの偶然で同じバスに乗り合わせてた(いやそこに突っ込むか鯖島w)岩倉先生・内野さん・マナちゃんに相手の迷惑とか伝わったかどうか考えずに自分のモヤモヤが収まればいいってだけで勝手に告白&叫ぶ話(笑)
その結果、登校拒否は解決‥‥って、そんなでよかった話なのかと(笑)
前回鯖島の過去をチラ見せしといて、今回は更にその前の鯖島少年時代をやると。鯖島少年、やはりと云うか当然というか、問題なしにチンピラ属性です(笑)そりゃヤクザにもなるよなw
そこからの幼馴染のクラスメートが先生だったってことでまたまた鯖島さんが是が非でも問題に介入するという流れ。
その登校拒否児童・圭太くんは最初ウキウキとヤル気を見せてたってとこで、大体もうこれは恋だろ→もしかして失恋で登校拒否?と思ったんだけど、ああいう児相のカウンセリングでその可能性にまったく行き着かないというのは盲点かなとぼんやり思ったというか。
女子のヒドいランク付け行為で自分に自信をなくしたってのは確かにそうなんだけど、それだけと云うかそういうことでもないんだよな、圭太くんの場合は。
なんだろね、今回の話も微妙なというか、ある意味人って一面じゃないっていうリアルさというか、しかもその答えもドラマじゃはっきり見せてくれてないという不親切かつ不可思議な展開(笑)
たぶん圭太くんは最初からマナちゃんと付き合いたいとかそう思ってたわけじゃないんだろうと思うんだよな。
というか普通に考えたら、好きな子の前でランクづけされて自信喪失でやる気なくすとか、逆に頑張って見返したいってんならわかるんだけど、結局圭太くんって転校していくマナちゃんに対してのアクションを起こす気なかったんだよねえ?挽回も出来なかったし、したからってどうともならないってのはわかってるんだろうと云うか、明らかに自分の分をわきまえてるというのか。
だからその気持ちを告白できればよかっただけで、気になってたマナちゃんがいなくなってしまったらランキングの下から2番目でも全然気にしないってのが、なんつか今風すぎるというか。
今風?今どきの子供でいいのかなあ。誰が見てるのかだけが気になるし、両思いになりたいとかじゃないし、転校していくからこそ告白できたってことだと思うんだけどさ。つまりいなくなる人に対して告って叶わなくても、あとに残された自分は別に傷つかないんだよな。ちゃっかりしてると云うか切り替え早いと云うか。
しかも告白されたマナちゃんの方も、自転車のチェーンを直してもらってるとこなんか、圭太くんのことを別段気にもかけてないし、バスでの態度も聞こえてんだかどうか分かんない上にただ微笑んでるだけでどう思ってるのかもわからないって、ドラマとしてありなのかというか(笑)
それこそ内野さんみたいに「キモっ」とか思いつつ微笑んでるのかも知れないしなあ。なんか相手が誰でも自分と関係ないとこの人には親切に愛想振りまくというか、遠くの方で好意を持ってくれる人は拒否はしないというマドンナ的な余裕で、彼女の方もなんつか今時な感じ。最初から圭太くんは相手にしてないよな。オレはそう思ったんだけど、穿ち過ぎかなあ?(笑)
まあ根本的解決してなくて相手に「わけ分かんねー」と思われてたにしても、あの勝手に盛り上がって追っかけてった本人達が満足してるんだからいいんじゃね?って話だよな(笑)
それと比べたらちゃんとそれなり愛あるレスポンスがある児相の面々とか鯖島組の皆さんてのはいい人たちだよなあ(笑)
そういや久しぶりに本物の(笑)城田くんだよ。相変わらず何もかもがムカつく〜(笑)あいつは決して気弱なわけじゃないよな。むしろ強気。その強気の方向が相手お構いないひとりよがりだからムカツクんだよな(笑)おかしいなあ、一体外見が鯖島さんの時と何がどう違うんだろ。あの二人の役解釈がとても気になりますよ(笑)