そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

南極大陸#2

http://www.tbs.co.jp/nankyokutairiku/
脚本:いずみ吉紘 演出:福澤克雄
 
初回が良かったと思ったのは錯覚だったようです(^_^;)
めちゃめちゃトラブルありきの展開で萎えるわー。
だって船の航行中、嵐やなんかで揺れるのなんて当たり前だろうに、どうして犬舎を固定してないの?
そもそも南極観測組は操船には関係ないよね。船長以下、船のための船員がいるはずなのに、彼らはどこにいるの?どうして観測組だけが嵐に対処してるの?いやそりゃ、乗員全員でトラブルに対処するのは当然だけど、他に船員がいない風に見えるのは変だよね。
嵐が来ることを、まさに揺れるまで知らないなんてありえないだろ。見張り船員は知らせろよ。それとも見張りがいないのか?なんで嵐が来ただけであんなにも船に水が?沈むかと思ったよ。タイタニックかよ。どっか穴開いたわけじゃないよね、初回でそのネタやったし。
それと、白夜でみんなが感動はいいけど、南極圏に入ったときより南極大陸が見えたたときの方が感動しないかなあ?それこそみんなで大挙して甲板に出てくるくらいに。なんで倉持と教授だけで語り合ってるのか。
いいけど中身が凍るくらいのアルミカップって口付けたらヤバいと思うんだけど…。初回でも笹なんか生えてない日本庭園で牧野博士が笹舟作って池に浮かべてたけど、オレ、どうも福澤監督の絵面優先のセンスって、ミスブレの時から好きになれないんだよなー。華麗なる〜のときもロボット鯉とか使っちゃうし、そういうセンスが自分とまったく合わないんだけど、好み云々以前に福澤監督のセンスが正しいとはどうしても思えないというか。
結局、今回の話は越冬するかしないか、航海は大変でしたってのをやりたかったんだろうけど、どうもピントがズレてるような。なんとなく日曜9時に見てる視聴者にはいいんだろか?
原作とか実際の話を知らないのでなんともうっかりしたことは言えないけどさ(あとで調べよう)、そこは「何か」トラブルがないと困るんだろうけど、状況の見せ方というかお話として下手じゃないかなあー?イロモノドラマじゃないだろうに。トラブルイベントの羅列って感じで、エピソードとして繋がらないというかさ。同じ枠だから比べちゃうけど、「仁」とは物語感覚が根本的に違いすぎるよ。
あと動物は犬何頭もいるし難しいのかもしれないけど、画面の統一感がなくてあまりセンス良くないよね。もうちょっとなんとか。1話の訓練の時もそうだったけど。せっかく南極自体は本物なのに。
一応、南極の映像はキレイでよかった!次回からはこれは期待してみる。
というか、もうすでに気持ち的にはドラマを楽しむというより、あの過酷な状況の中でいかに撮影をしたのかを推し量って楽しむようなドラマにならなきゃいいなあ…と。
ところで、今回もだけど次回もマラ10分押しなの?いつまで?これ半年間やるんだよねえ?