そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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家族八景 Nanase,Telepathy Girl's Ballad #4「青春賛歌」

http://kazokuhakkei.jp/ http://www.mbs.jp/kazokuhakkei/
脚本:江本純子 演出:高橋洋
 
今回の話は若干退屈だったけど(だって夫婦二人の話だし)、小沢真珠堀部圭亮をキャスティングするセンスはさすがだと思う(笑)しかも心を読むときは学生服とセーラー服(笑)なんか絵面としてスゴいw
若さを追いかけ若く装う妻の微妙な痛さに真珠さまはハマってるんだけど、38歳はまだ若いだろよ(苦笑)子供もいなそうだし。
まあ話としてはツッコまれてないけど、若さ=若い男との恋愛っていう構図が痛々しいってことだよね。それを止められない夫もどうかと思うし。(稼ぎよさそうなのになんで妻に毅然とした態度が取れないのか)
でもこの話のテーマ的にはどちらかというと、若いと思い込んでむやみに若さを求めるのも、中年は中年らしくと過度に求めるのも、どちらも同じ程度に若さに固執してる…ってことで青春賛歌ってことね。
そこで自分はもう若くないんだろうか、歳相応にしたほうがいいんだろうかとふと心の中で思ってしまったことで、今までと同じような飾り立てた格好が若作りに見える…っていうのは、あくまでも七瀬の視点であって、実際のところ真珠さまのルックス(というか、あれくらいの美貌を保ってる小金持ちのマダムって意味で)ならそんなことないと思うけどさ。外見の問題じゃないんだよなー(^_^;)
まあだから、それはあくまでも「若い七瀬が感じたこと」だと思うんだよねー。このドラマの七瀬って、意外とその辺の感覚が俗っぽいんだよな。あの奥様に憧れちゃうとこといい(苦笑)
そこまで考えての脚本だったとしたらこの話は結構面白いと思うんだけど、それでもまあ突っ込み不足だし演出的に平凡すぎてドラマとしては30分もってなかったってとこでしょうか。世にも奇妙の中の1話(15分程度)っていうんなら結構スピーディーに楽しめたかも。