そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

謎解きはディナーのあとでスペシャル

http://www.fujitv.co.jp/nazotoki/index.html
脚本:黒岩勉 演出:土方政人
 
えーと、2時間超えのユルいドラマを後で見るのはツライのでリアルタイムでちょっとながら見てたんだけど、案の定よくわかりませんでした(^_^;)なので結局録画を見返すという‥‥意味ねーw
そのおかげでこのゆるいドラマがそれなりちゃんと面白かったことはよくわかった。面白かったしエエ話やった。ただその一連の事件が成立するかどうかはまた別の話だろっていう気はするけどな(笑)
いや、それぞれの事件が成り立つかどうか‥‥じゃなく、それを関連付けてる影山の推理が成り立つことの奇跡というべきか?(笑)
 
国立署管内で起こった芸術家自殺?殺人?事件と、執事影山の香港でのアバンチュール?とメンソーレ沖縄での慰安旅行での麗子お嬢様の妄想?と殺人事件?があって、途中2回くらいエンディングが入りそうになったのはわかったけど、それが全部繋がってましたーっていうのは相当無理があったんじゃね?(笑)いやその無理を通すのがこのドラマか。「謎解きディナー」として話の筋立てとしては十分以上に上手い作りだった(笑)
いやまさかお嬢様が語った自らの体験話の「順番が入れ替わっていた」とは、思いも寄らなかったよ。さすが影山だなあ〜!
だけどそれがトリックを成立させるためのお膳立てでしかなくて、トリックとして一番問題なのは、まあそれ自体がこのドラマの面白さだからいいんだけど、一番問題なのは、〜ココからネタバレ〜 沖縄で起こった殺人事件の遺体を、画家が一人であの重そうな棺桶(カジキ箱)に入れて、東京国立の自宅まで持ち帰る‥‥っていうとこじゃないかなあ?その一点だけで推理も何も「ありえねーだろ(^_^;)」としかいいようが‥‥(笑)大胆すぎるよ。これ原作にあった話なの?ていうかwiki確認したら内容自体はだいぶ違う話っぽいな。
しかし影山in香港withレイコウさんとの逃避行?はちょっと可笑しかった(笑)ホウ・ショウレイの次はショウ・レイコウかよw しかもあれ、いつもの影山じゃねーしw つか、相変わらず影山は茶目っ気たっぷりだなあ(笑)やっぱり櫻井くんは合ってるよこれw
でもって影山は沖縄には来てたけど関わってないよな?サインのくだりだけか。
まあ風祭は相変わらず風祭だし桔平ステキすぎる。ゲストの池鉄さんはこないだのストロベリーナイトとはうってかわって別人のようないつもの池鉄さんのキャラで安心したw あとは高島兄と國村隼佐野史郎麻生祐未などなど。まあ通常のドラマ3本分だと思えば納得w 香港と沖縄ロケはおまけだね。沖縄行ってない野間口さんが(スケジュールの都合でなかったら)ちょっと気の毒だけど(^_^;)
トリックは奇抜で捻ってきてるけど、話自体はありとありがちな話で(当然いい意味で)そこら辺も手堅いかな。
画家の苦悩と願望を國村隼麻生祐未でやってるからなんとなく説得力もあるし沖縄の土地柄もあるしで、こういう話はなんだかんだいっても好きだなあ。そこだけ見るとキャストのお陰もあって、結構渋い話だよね。
でももう一回いうけど、慶山先生が一人で棺桶入りの大男の死体を運ぶのは船便使うとか以前に無茶だし、誰にも知られず‥‥っていうのも無理すぎる。実現不可能じゃね?と思うのはそこだけだよ。でもまあ、そこは問題じゃないからいいんだけどw
どうでもいいけど国立での事件で、風祭警部は自分が持ってきたカジキ箱=棺桶が燃えてたっていうのに気が付かなかったのか?さすが風祭クオリティ(笑)このドラマには鑑識の人は出てるけどみんな節穴すぎるもんなw
話自体がややこしい話だったから、元々がゆるいドラマのわりにちゃんと見てないと楽しめない上に2時間超えって結構厳しいと思うけど(視聴率は12%くらいだとどっかから流れてきたよ)まあちゃんと見たらお話としてはよく出来てる話だったんで満足。キャラ萌え的にも十分だった。今回は完全に影山得なお話だった。櫻井はいいなあ〜(笑)