そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

スマイルプリキュア!#22

http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/http://asahi.co.jp/precure/
脚本:米村正二 絵コンテ・演出:田中裕太 作監:仁井学・梅津茜・平野絵美
 
え、このけっこう重い「戦う理由」な話はいつものプリキュアクオリティなんでしょうか?毎年こんな問いかけやってるの?ちょっとびっくりしちゃった。似たような展開だけどある意味ついこないだのフォーゼよりプリキュアの方が余程マジメに考えてるんですけど(苦笑)
まだ次回へ続く〜だったし、最終回でもないのにこんなに盛り上がってて本当の最終回はどうなっちゃうの?女王はいつ復活するの?
んで拐われたキャンディを助けるためにメルヘンランドに来たはいいけど、戦うこと=いつもの日常や、家族や友達を失うかもしれない‥‥という恐怖を初めて実感したって話。これはまどマギ以降の魔法少女の現実というものかー。(ホントかな)
というかジョーカーさん強すぎて怖いよ!てか何で普通にメルヘンランドとかきてんの?いいけどメルヘンランドの住人たちは女王がいないからってやる気無さすぎじゃね?ある意味ここじゃ絶望すら搾り取れないから、あえて現実世界に来てるってことなのかなあ。
そしてジョーカーが強すぎるくらいでプリキュアも絶望すんの?
ジョーカーさんは強すぎる。いつもの3幹部だって結構ガチな本気だしてるけど、ジョーカーさんはおちゃらけてる分怖いってやつですね。それにしてもプリキュアたちは絶望してバッドエナジー吸い取られても大丈夫なのか?
なので単純に話の展開として「仲間を助ける」にならないで、そこで戦うということの損得や現実を考えさせるところがスゲェ。
まあ連れて来といてそういう流れになってるってのは、ポップ兄ちゃんもどこまでどういうつもりだったのかって気はしなくもないけどさ。でもポップ兄ちゃんもまだきっと子供なんだよな。キャンディを助けたい、けどみゆきたちにも無理強いはできないってのはちょっと泣ける(´;ω;`)
そこでそれぞれが悩んで、キャンディの七夕の願いを見て‥‥ってのもあざとい気はするけど、まあいいや。みゆきがいつになく真面目すぎて泣ける(´;ω;`)

そこでサブタイの「いちばん大切なものって、なぁに?」だけど、前回自分たちがハッピーになれる未来を手に入れるためには戦わなければという話がちらっと出たけど、そこまで深刻じゃなかったのは「ハッピー」や「未来」「信じる」というポジティブな言葉があったからって気がしなくもない。
今回はキャンディを助けるためには自分たちの日常を犠牲にしなきゃいけないかもしれないって話だけど、結論は「勝って、どっちも取る」という超ポジティブな答え(笑)
そうだよな、ヒーロー(バトルヒロイン)はどっちかなんて選んじゃいけないんだよ、どっちも助けるが正解なんだよね。そしてそのための努力や献身こそが正しくて、たぶん情けは人のためならず‥‥なんだよな!だって基本「自分がやりたいこと」なんだもん。中学生なのにそれを自分で決めるってスゲェ(笑)
というか、一番やりたいことって結局「プリキュア」ってことなのかな。
戦うことはともかく、プリキュアになって他の仲間と出会えて仲良くなれたのはキャンディと出会ったからだし、今の自分とその周囲の環境があるのはそのお陰だと思えば、キャンディとの出会いが一番大切だったっていう三段論法。その流れは静かに熱いよ、米村さん! (*´∀`)=3
この選択が成長に繋がって、次回ピエーロ様が復活するのかどうか、メルヘンランドの女王が復活できるのかどうか(キュアデコルを取り戻せるのかどうか、キャンディの秘密は?)ってとこで、たぶんプリンセスフォーム発動ってことかーと思うと、今からドキワクすぎる!楽しみ!