そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ぼくの夏休み 青春編

http://tokai-tv.com/bokunatsu/
脚本:樫田正剛 (第1部)武田有起(第2部) 演出:松田秀知
 
今週やっとまーくん登場でずっと一言書かなきゃと思ってたんだよw
1話めは見そこねたけど、タイムスリップモノだと聞いて第一週からずっと見てました。
最初こそなんじゃこりゃっていう、平成からきた兄妹が思ったより不愉快な仕打ちとかやたら理不尽な目に遭ってる話だなあと思ったんだけど、そんな第1部少年編も、続けて見てるとそれはそれでありかなと納得するようなストーリーではあった。
戦争中だからっていうのはあるけど、みんな余裕なくて言うことやることコロコロ変わっても、なんとなくキャラとしては一貫してるし、上条旅館の旦那(升毅)にしてもこの人は弱い人なんだなあとか、後妻の奥さん(高岡早紀)なんかにしても、この時代だし生活のために後妻にはいって、この人はこの人でいろいろ苦労したり考えてるつもりなんだなあとか思ったり、見続けてたらかなり許容範囲だった。
まあいろいろ「なぜ言わない?」ってとこはあるけどストレスになるほどなわけじゃないっていうか、ぶっちゃけお話が破天荒なジェットコースターすぎてそれどころじゃないというかね(笑)よく昼ドラにありがちな逆切れでドラマ的な無茶を言うってパターンじゃないってのもあるかも。キャラと状況としては何となく分かるんだよね。それでもやっちゃいけない一線ってのもはっきり言ってるし。あとまあたぶん茨城の田舎だから、戦争モノでよく聞くような悲惨なことにはなってないのかなと思ったり。それにしたって戦争描写は少ないってか、余所事っぽいけどね。
和也とはる奈の兄妹にしても、おいおいと思わんでもないけど12歳と9歳じゃしようがないのかなと。だから平成からきた現代っ子だってのにしても、しょせん今のお子さんだから戦争のこと知らなくてもしょうがないかなーとか思ったりさ。
そういう意味ではいろいろドラマの都合展開にしても目鱗だったり面白かったりという。
特撮的には仮面ライダー尽くしというか、やっぱり同じようにタイムスリップしてきた謎のオッサン鹿野が松田賢二ザンキさんだったり、予科練の兵隊さんの小野寺省吾が北条隆博@睦月だったりで思ったより出番多かったりとか、楽しみもあったしね。いいけど予科練の兵隊さんはやっぱエリートでカッコイイな!
少年編の最後らあたりはもうそろそろ戦争も終わることってことでかなりハラハラしたし、和也とはる奈が一瞬でも逢えて良かったーと思ったけど、その後何がどうなったのか(苦笑)
空襲のまっただ中なのに和也に襲いかかろうとしてる旅館の旦那とかオッサンとか旅館の真ん中坊とか、一体何考えてるんだと思ったけど、結局平成に帰るって話はどうなったの?鹿野さんはちゃんと帰れたの?あの茨城の田舎町ではぐれただけなのにあの兄妹が会えないのはなぜ?そもそもなぜタイムスリップ?
どうでもいいけど、和也たちは子供だから仕方ないけどいい大人で普通の日本人の鹿野さんは終戦間際のあれやこれやくらい知ってるだろよ。もうすぐ戦争終わるって和也に教えてやれよ‥‥ まあある意味昭和史を何も知らないんだから、帰れないってことになったらそのまま順応するしかないし、そういう意味ではヘタに知識無いほうがと思わんでもないけどさ(^_^;)
 
そして終戦、いきなり7年後。
ぶっちゃけ最初からOPにはまーくんの写真があったんで、「あれっ?」と思って調べたりしたけど情報出てなくて、だいぶたってから発表ってどうなん?と思ったけどさ(苦笑)まーくん、最 初 か ら い た よ w
はる奈とむっちゃんは一緒なのに菊ちゃんは出てこなくて、いつの間にか千恵子と横浜で暮らしてたてどゆこと?上条旅館はどうなったの?なんで栄次郎だけ和也と一緒に住んでんの?未来ちゃんは亡くなったのに上条の奥さんは浅草に身を寄せてるとか、謎だらけ。説明ないんだー(笑)
そしてやっと和也(井上正大)は20歳でまーくんに!栄次郎が佐野和真に成長したってのはまた微妙なところというか、和也は危ないことしてあの家を手に入れたってことだろうけど、そこではる奈と3人ぐらしって何がどうしてどうなった?てか和也と栄次郎の二人の関係もイマイチ謎すぎる。しかも未来から来たってことも打ち明けてんだ(笑)
というかまーくんの和也はなんかやっぱり昭和の子じゃねえw 裕次郎並みのカッコよさ! (*゚∀゚)=3 ムッハー しかもチンピラでピアニストw
本物のはる奈(有村架純)のほうも戦後の昭和に思えない美人で可愛いんだけど性格は相変わらずなようだし、偽はる奈(逢坂りな)がなんで妹になったのかとかその辺も怪しいな。逢坂りなは見てわかんないくらい地味になったなあ、役作りならいいんだけど、いいけどこの二人、似てるか?似てないよな?w
まあ平成に帰れなかった和也とかはる奈とか、どのみち子供だったから7年も戦後の昭和にいたらそこに馴染んじゃうんだろうし、この話って基本タイムスリップはどうでもよくて味付け程度、何も知らない子供が戦後をどう生きてるのかって話でもあるんだろうからそこら辺はどうでもいいんだろうけど、それにしてももう少し説明を‥‥オレたちゃ気になってるんだよ、鹿野さんとかさ。
あとiPhoneどうしたのかなあ、まだ持ってんのかな。(そういや鹿野さんが充電ケーブル持って行っちゃったっけ)伏線だったりするのか?いいけど鹿野さんはどうやってiPhoneで時空の歪みを計算したのか、彼のこともほぼノータッチってのがある意味スゴいよな(笑)思い切った切り捨て方するよなあw
まあ和也たちの状況とかはなんとなくわかるし、そういう疑問とかはちょこちょこストーリーの隙間とかセリフで説明はしてるけど、この話は何がどうなったら終わりってことにあるんだろう?そういう意味ではハラハラするよ?平成に帰るって話になるの?だから鹿野さんはちゃんと和也に説明してやれば良かったのにw
感想は気が向いたら。