http://www.ntv.co.jp/akumu/intro/index.html
脚本：大森寿美男 演出：猪股隆一
志岐さんみたいな人がTV出たら、ブームどころか人気ですぎちゃってヤバいんじゃないのか？夢判断がどうのってより志岐貴本人がブームだよｗ あんなカメラ目線で「あなたは、ありますか？」なんて言われた日にゃあ、テレビの前で失神する奥さんお嬢さん多数でヤバいよな！（笑）
てか本物の予知夢はオフレコにしといて、公には正確な夢判断しますでお金が稼げるんならいいんじゃないのかなあーとしか。なんでそこまで予知夢研究を公表したいんだ？認められればいいんじゃね？
そして話はだんだん彩未先生の無意識への旅みたいになっていってるよ。このドラマどこに行くんだろう？彩未先生の自分探しってんじゃなく無意識探求というかもっとオカルトチックというか、やっぱりなんか妙なドラマ。（いい意味で）
今回は記憶喪失の男（合田雅吏）の事件の話で行くのかなーと思ってたら、そっちはさっさと解決。あの古藤さんの未来予知はほんとにそうなるとこだったんだろか。これが信用されたとして、もし彩未先生の明晰夢と組み合わせたら相当怖いなあ。冤罪すら作れるよね。あの犯人たちどうなったんだろ。というか今回のは捜査の参考にはなっても証拠にはならないよな。まだ起こってない事件だし、ちょっと「マイノリティ・レポート」っぽいけど、まあそこはいいか。
志岐の目的が予知夢の研究発表ってのは本当に人助けのためなのかどうかってのは置いといて、古藤さんの予知夢の精度ならオカルト捜査の手法としてはありだよなー。公表しなくても相当役に立つのは確かだし。志岐は趣味と実益を兼ねてて楽しそうｗ
しかしその事件の話の内容の問題じゃなく、それらのことで古藤さんがどうなのかって話。
彩未が自分の過去を思い出したことで、その無意識の記憶を知られまいとして古藤さんから離れたことを、古藤さんがしぇんしぇ〜を苦しめてると思い込んで、逆に自分から志岐のとこにいくとか健気すぎる。というか古藤さんは彩未先生が好きすぎる（苦笑）古藤さんのそういうとこが報われればいいなあー。
んで貝原先生（濱田マリ）は自分の夢のお告げを古藤さん通した予知夢で見ちゃって、しかも悪夢というその結果を受け止められなかったってことだよね？そのせいで古藤さんが傷ついちゃったヨ。可哀想‥‥(´；ω；｀) 貝原先生もまったく悪気はないってのがなあ。
会わなければいけないという夢を見たのは貝原先生だし、夢のお告げだと思ったのも貝原先生。だからなんの病気だかわかんないけど教え子が本当に死ぬとしても、死ぬ前に直也くん本人に会えて良かったってのは山里の言うとおりだと思うけど。後から亡くなったって聞くより、生きてるうちに直接将来の夢と感謝の言葉を聞けて良かったと思えんものかなあ。教師の業というよりは生徒の死を受け止められないってことじゃないかと思うし、むしろ死ぬとわかってる教え子に未来を示せないと思うことが教師の傲慢だと思うけどなあ。先生はそこまで一人の人間に対して責任持つ必要はないと思うよ？
んでまあ彩未先生の方はそれになんか感化されて教師を辞めるとか‥‥どうしてそうなった？というかその彩未の過去の、お友達のお母さんの事件は本当に彩未の仕業なのかな？
あーっと、クラスのみんなの間で「予知夢を見ることがいいことかどうか」という話してて、そんな人とは一緒にいたくないとかやたら理性的なこと言ってた樋口杏奈が例のはるかぜちゃん、こと春名風花か。役の感じ見るに見た通りちょっとヤな子っぽい。みんなが予知夢を見られるのはこのクラスの人間じゃないかっていってるのに、そこで拒否るとかデリカシーないよなー。もし先生でもそれはそれで問題だと思うし。
予知夢を見ることが人に感謝されることだと、ちょっとだけ自分のやってることの意義を見出したのに、最初よりもっと酷く打ちのめされた古藤さん可哀想よ？てかそう仕向けたのは志岐だけど、どこまで予想してたんだ？
とか思ってたら、次回はその樋口杏奈がメインか。
あとまあいつもながら職員室のやり取りも絶妙。毎回ビミョーにオカシイｗ
先生たちのキャラクターもなんというかリアルってんじゃないんだけど奥行あるというか、存在感があるんだよね。真っ当でちゃんと先生として子供のことは考えてて、でも適度にゆるいという。先生としてじゃなく、普通の会社にいる人たちって感じに見えるのがいいのかな。
ゲストの村沢直也くん役の大野拓朗って、東野圭吾ミステリーズの春馬回で春馬の三角関係のライバルだったイケメン君かー。あの時はすごく素人くさかったけど、あれより今回のビジュアルのほうがカワイイな。
そういやあまりにヤサグレキャラだったから忘れそうになってた（というより完全に忘れてた）けど、助手の山里ってこないだまでお間抜けアキバレンジャーやってた和田正人だよなあ（笑）
