そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜#6,7

http://www.fujitv.co.jp/tokyo-airport/index.html
■6話 脚本:宇田学 演出:成田岳
■7話 脚本:早船歌江子 演出:長瀬国博
 
ちょっと溜めてたけど、総選挙のせいでまだ最終回になってなかったかーってことで、最終回までには追いつきそう。
それはともかくこのドラマって微妙に地味だよね。
職業モノドラマとしてちゃんと面白いし管制官の仕事もわかりやすい上に話しもしっかりしてるけど、その管制官業務の描写が硬派すぎて、深キョンが主人公でも同世代の普通のOLにはまったく実感的じゃない気がするんだけど、どうなんだろ(苦笑)
あと出てくる人たち、面白おかしい人ばっかなのにみんな優秀だしなあ。てか、優秀だから感情移入はちょっとしづらい感じなんだよな。だからといって、こういう人の命がかかったプロフェッショナルなところに仕事できない人間が出てくるともちろんウザいんだけどw
一応近藤(要潤)の話としては2話続きで、大臣が乗った専用機の管制のトラウマでスノー状態になってるってのと、それと絡めて香織(深田恭子)のレーティング試験の話。
しかしレーティング試験がどういうものなのかはイマイチよくわかんなかったよ‥‥この辺が特殊職業の難しいところかも。リコメンドにそこまで信頼性があるのかとか、落ちてすぐまた受けられるものなのかとか。躓いた理由としてはわかるけど、結局すぐ克服してるから、やっぱりそもそも香織に素質というか適正があるように見えるのがドラマとしては挫折じゃないってとこがね。話は普通に面白かったんだけど。
へーっと思ったのは、飛行機の着陸に重量制限があるってことと、管制業務はアナログのほうが早いからデジタル化見送りされたってこととか。そういうとこのストーリーへの絡め方は上手いよな。あと、飛行機に手を振る整備スタッフの話か。パイロットに整備完璧ということで振ってるらしいね、近藤の話では。
んで近藤の管制業務の顛末とその後のマスコミ報道の一方的かつ無責任さもありがちな話だったし、その辺の職業責任の描き方も硬派だなあって感じ。
それと逆に、それぞれのキャラがあまりにも立ちすぎてて突っ込みどころ多すぎるし、やり取りの絶妙さはおかしくてほのぼのするよw あれ、チームって交代制なのかしら。チームごとで交代してるんだよな?(あんなこと何時間も続けてやったら耐えられないw)そこら辺、見てないとこで説明されてたんだろか。時々出てくる鳥担当の人たちもいい感じ(笑)
羽田空港のいろいろなスタッフや管制の仕事ものとしてはホントに面白いです。
それにしても近藤の管制の件は両方命かかってるから特にそうだったけど、命と状況を天秤にかけたり、ちょっと指示を間違えたら大事故だとか(飛行機は急に止まれないし方向転換も出来ないんだよなあ‥‥)ああいう決断を瞬時にしないといけない管制官の仕事って考えただけでプレッシャーで胃が痛くなるよ。オレ、ぜっっっっったい無理( ´Д`)