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獣電戦隊キョウリュウジャー#3「あれるぜ!ざんげきのブレイブ」

東映http://www.toei.co.jp/tv/kyouryu/index.html テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kyouryu/
脚本:三条陸 監督:坂本浩一
『別に、俺だってたまには笑うさ』
 
1,2話よりは脚本も面白かったし演出も良かった!これくらいなら普通に楽しめるなあ。
ただまあグリーンのソウジくんが仲間になるって話にしても、その今回のソウジの問題点が父親との昔からの確執なのか、最近の剣が乱れてるからお父さん(春田純一!)が怒ってるのかなんなのか、ぜんぶ一緒くただよな?今気がついたけど(苦笑)
それで結局仲間として戦うことにしたのもダイゴに負けたからなのか、それともダイゴに対して何か思うところがあったのか、まったくわからんよ。よく考えたらw
まあわからなくても今回の話の流れだとあんまり違和感もないし、話自体は面白かったからいいんだけどさ。ものすごいウヤムヤだよな?
そしてそれはそれでまあいいんだけど、しかもこのレッドのダイゴと来たらものすごくなにげに高スペックじゃないか?一見子供っぽい天然無邪気系主人公に見せてて実は超ハイスペックイケメン。
だって判断力、決断力、行動力に長け(とっさに源流と一緒にローヤローヤに囚われる)、観察力も洞察力もあって(ソウジの剣の型を父親と同じだと見ぬいて何を迷ってるか把握)頭も良さげ(ディノチェイサーの能力をすでに把握)、料理もシェフ並(調理師免許持ってんの?)、率直素直で物怖じしなくて(源流のところに直談判)大胆で人たらし(ソウジがあっさり負けを認める)。しかも思いつきの発想が突飛というか天然(突っ込みどころ?)。
ここまで、今回の話だけで見せたダイゴのスペック(笑)
そして自然にキングと呼ばれるほど人を引き付ける魅力があって、特に何か宣言したわけでもないのにリーダーとして振舞ってるし、しかも今回は完全にグリーンのソウジくんを導いとるやん。これ、竜星くんのあの雰囲気がなかったらものすごい嫌味だよなあ(笑)
何気に今回の話の筋を通してるのって、ダイゴだよな。全部がダイゴのノリで話回ってるというか(^_^;)
しかも過去まで明らかに。つーか、お父さんの桐生ダンテツさん(山下真司)と子供ダイゴはそ、もそもあんな格好でどこを放浪してるんだ?金貨ってどこの国の金貨?あの風体で放浪中なのに筆で縦書きの手紙?というか危険な冒険に出かけるからって子供をあんなとこで放置はマズイだろよw 一体竜の道ってなんだよ!という、もう突っ込みどころありまくりというかなんというか(苦笑)盛り過ぎじゃね?w
というかそんな過去を持つダイゴの親子関係のどこがどうソウジと被ってんのかと‥‥
そもそもソウジのおうちにしても、お母さんが「父親が息子に厳しい修業をするから愛想をつかして出て行った」ってのがとても意味不明。お父さんが横暴だっていうならともかくなんで子供が酷い目に合ってるのに置いて出て行く必要が?こんなに簡単に和解できる親子だったのに?しかもここんち戦国時代からの由緒正しい家系なんだよねえ、意味わからん。屋敷はまた志葉家だけどw
まあダイゴは子供が好きそうなキャラで、なおかつ「わかってる感」のある強いリーダーってとこが出来過ぎだけど、気にはならないからいいか。どっちかってーと好みだしw
 
とりあえずキョウリュウは、三条さんなのに(苦笑)面白くて一安心したかな。
ロケ地がやっぱり昭和の戦隊っぽいのも勢いある感じでいいし、今回は特に爆発多めだったのがちょっと坂本監督色が薄くなってて、アクションもいつものやたら回すワイヤーアクションでなくて、ちゃんと地に足ついた福田アクションでカッコよかったし。てか、アミィがあのショーパンで蹴りいれるのを下から煽りで撮ったりは、ああ坂本監督‥‥って気がするけどw
てか、初っ端から笑ったのは仏頂面のままサンバで変身するソウジだよ(笑)楽しそうでないサンバってなあと思ったけど、仲間になってからも別段楽しそうに踊ってるわけでもないか。クールにサンバを踊る男って‥‥(苦笑)
まあソウジの中の人は思ってたよりアクション出来るっぽいからちょっと期待する。もっと棒な感じかと思ってたよ。アミィもだけどかなり動けるし、最近の若い子はみんなアクション出来ていいね。ノッさんはあれだけどw
あとまあ、今回の動きの自由度の高そうなレッドを楽しそうにやってるおっしーが大変に微笑ましいですよ。久しぶりに演技派おっしー堪能w ちょっとしたとこに動きを余分に入れてくとこがいいね。
そしてそしてなぜ、戦隊なのにバイク!(笑)
何かフォーゼにもこういうシーン合ったような気がするけど気のせいじゃないよな。なんでわかりやすくオフロードコースへ行くんだヨ。
一体どれくらいバイク出すのかなあ。でもソウジがバイク乗るならそれはそれでカッコイイな。というかバイクはソウジ用ってことなのかな、あれは。
やっぱり今回もダイゴが「そうとも、俺たちは戦隊だ!」って言った!毎回誰かが言うのかな。この番組の劇中において「戦隊」ってどういう意味なの?
トリンのキャラがいまいち掴めないけど、ノブハルを勝手にノッさん呼ばわりで「ブレイブが足らないぞ、ノッさん!」とか、何か自由な感じでいいね(苦笑)
あとデーボス軍のデーボモンスターは、特に誰の感情から生まれたってのはわかんなくてもいいのかな?デザイン的にはちょっと弱いような気がするってより何か幹部たちのデザインラインと区別がつかんのだよな。各幹部も「喜怒哀楽」なんだろうけどキャラがまだステレオタイプな描き分けというか。悲しい人の「それってちょっと遠回しな俺批判って感じ〜」てのは面白かったけど。
ローヤローヤの「強い強い、あの男絶対監禁しなくては!」って、よく考えたらヘンテコでアブナイキャラ風かも(^_^;)
なんとなく基本の根本的なところがイマイチ煮詰まってないというか設定が甘いような気がするんだけど、これくらいの面白さなら楽しめるかなあ。
 
予告。
あ、誰かと思ったら海老ちゃんかー。髪型と思った以上におっさんになってるせいでホント誰だかわかんなかったw ブラック繋がりか?