そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

泣くな、はらちゃん#10(終)

http://www.ntv.co.jp/harachan/
脚本:岡田惠和 演出:菅原伸太郎
 
最後までこの町が矢東先生の漫画の中の世界だってどころか、実際途中からこの劇中の世界自体が本当は矢東先生の漫画の世界(新連載の方)で、本当の現実の越前さんは矢東先生の原稿を取りに来た担当編集者だ‥‥という妄想を捨てきれない最終回であったよ…( ´∋`)
もしくははらちゃんそっくりな現実世界のはらちゃん的な人が最後に傘を差し掛けるのかと思ってたのになー。そういうはっきりとしたオチをつけない方向のドラマだったんだな。
まあ実際のところ自分がいなくてもあの世界は何も変わらないという、いつまでたってもあまりにも自己評価が低すぎる越前さんが、それでもやっと自分がいるこの世界を肯定して受け止めることが出来てよかったヨカッタと思うんだけど、ドラマとしてどうかといったらもう全然面白くはなかったよ。長瀬のはらちゃんは可愛かったけどさー。
お話的にはそんな後ろ向きうつむき気味な越前さんをはらちゃんが肯定するわけなくてっ〜てのは予想通りだけど、でもはっきりと別れを告げたわけでもなくただ少しだけやる気を出した神様=越前さんのお陰で世界はちょっとだけ明るくなってよかったって終わったのもまあ別にいいや。あんまり結論をはっきり描かないってのも、自分的にはドラマとしては物足りないけど、ドラマにそういうことを求めない層にはそのほうがいいのかもなあ。あんまり頑張り過ぎないで、ちょっとだけ前向きになるだけでいいんだよってのは、楽でいいかもね。
まあなんかよくわかんないけど、越前さんとはらちゃんが楽しい新婚さんで胸がチクチク切なくてラブラブ‥‥ってのが本当になんだかよくわからなかったのは、たぶんやっぱりオレがこのドラマの世界がダメなんだと思う。
あと百合子さん=矢東先生がお守り代わりに持ってたペン先がなんでGペンじゃなくスプーンペンだったのかというね。漫画家と言ったら普通Gペンだよな、記号的にGペンでいいじゃん。意味分かんない。
どっちにしても相変わらずはらちゃんたちは越前さんの中の世界にいて会おうと思えばいつでも会うことが出来て、まあ別に越前さんだって今って結婚しなくても生きていけるんだからもうこのままずっと自分の描く漫画の世界に生きていけばいいんじゃないかなとは思った。いいなーオレもそんな世界に生きていたいよw
弟くんは今回は頑張りどころはちょっとあれだけど、まあカワイかったからいいや。ホントは仕事関係なく姉ちゃんに戻ってきて欲しかったんかね。まさきっすカワイす(*´∀`*)
あとまあホント、あのかまぼこ工場のパートのおばちゃんたちに言いたいよ。仕事もっとちゃんとやれ!越前さんも怒るポイント違うよ、あんなかまぼこ売り物になるかよ。そこんとこもっとはっきり言え!
 
とにかくもう日テレ&長瀬が自分的にダメ企画だってのはよくわかった。さすがにこれで何本目だ、4本目?D×D、マイボス、スパイとこれね。彼女が死んじゃった。以外はオレはちょっと‥‥だよ。TBSだと打率7割くらいなのになんでだろうなあー日テレ‥‥
長瀬はよかったんだけどな、本当に。そういや前回ケンカした時に、他の漫画世界の住民たちがみんな頭の弱い人に見えたのにはらちゃんだけはそう見えなかったってのもある意味すごいよな。たぶんはらちゃんはそういう時にちゃんと振るった暴力の意味をわかる人だからかなあ。そういう意味では自分たちを生み出した神様の越前さんを変えることが出来る、はらちゃんだけが「違う」ふうに見えるって意味で長瀬の演技は的確だよな。
大橋さんの息子さんのビブオは結構イケメンだったね。これからTV仕事増えたりしてねw