そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ガリレオ#4「曲球る(まがる)」

http://www.fujitv.co.jp/galileo/index.html
脚本:福田靖 演出:西坂瑞城
 
今回の話、微妙すぎるわー(笑)
事件と思ったことの真相が単なる偶然の積み重ねの事故で、しかもそれをいい話に持ってくるという強引さ。いい話ならいいってもんじゃないよ、トリック(ってわけでもないな)以前に無茶すぎる。
トラックの違法電波の誤作動の話は知っとる。が、しかし、それがあのタイミングで起こって、そこで奥さんがあの状況にあって家が全焼するわけでもなく、一酸化炭素中毒で窒息死する確率が一体どれだけあると思ってるのかと。全焼しなかったのは完全に話の都合だろうし、むしろ違法電波の誤動作を利用した旦那(田辺)の殺人トリックだっていう方がよほど興味深いよw フツーにいい話で終わらせやがって(^_^;)
奥さんの不倫の話もまあそんなこったろうとは思ったけど、今回の脚本の問題はそこじゃないよ。
本当に不倫じゃなかったとしたら(旦那がそこにこだわること自体がもうそういう話なんだけど)じゃあ誰と会ってたんだってことで、湯川先生がその検証をするときに旦那の柳沢さんになんの事情も説明せずにあの中華料理屋に連れて行って、何の説明もしないままオーナーに会わせようとするのがドラマ的にイライラするんだけど、そもそも奥さんが台湾リーグに移籍するお膳立てをして‥‥っていう話を、当の旦那抜きで進めてるってことが大問題だと思うのよ。なんで相談しない?しかも別居中なのに?脚本バカなの?その挙句偶然の「事故」でお亡くなりにって、意味がわかりません(^_^;)
どうでもいいけど、昼間消火設備の誤作動で消火剤かぶって夕方火事で亡くなるって、奥さんどんだけ火に祟られてるんだ?
あとさ、ラブホとかビジネスホテルならともかく、ああいう真っ当なホテルで消火剤が駐車場に撒かれて車にもろかぶりしたっていうのに洗車もしないで出て行かせるの?それありなの?普通に考えたらホテルが洗車代出すとか、気の利いたホテルなら駐車場に洗車サービスってあるよね?
しかも消火剤は強アルカリ性でした‥‥って、錆びてる!錆びてるのに!消火剤かぶってたまたま車に傷があって錆びましたって、無茶すぎる。オレも知らんかったよ、ますますだめじゃん!トリック優先でありえないことだらけ。
そういや台湾人のオーナーのオッサンへの誕生日のプレゼントに置き時計っていうのもどうなのよ。WAKOって銀座の和光だよな、どう見ても安かないよなあの時計‥‥と思ってさくっと調べたら5万でした。どういう関係なのかわからんけど普通はそれだけの関係なのに誕生日プレゼントってないよなあ?むしろもうあのオーナーのオッサンと不倫でいいよ。あとあのおじさん台湾人じゃないよ、日本人!名前忘れたけどよく脇役にいる俳優のおじさん!w
今回一番面白かったのは、柳沢投手の練習パートナーが古田敦也だったってとこだよ。なんという説得力!いってることすべてに説得力!(笑)
しかし田辺は、キャラ的には問題ないんだけどピッチャーというにはあまりにも体格が細すぎて、ピッチャーどころか野球選手というにはどうよとしか‥‥せめて反町とかもってこれなかったもんか。むしろ湯川先生のほうが体格いいよ。てか福山カッケーなー!なんでトレーニングジャージがノースリ?黒と辛子色のノースリジャージ、カッコよすぎるわwwwww
しかしお話的にはやたら湯川先生がやる気なのもちょっと違和感。理由は筋が通ってるけどなぜ今回そんなにやる気?中華料理店を特定したのもどういう推理力?物理学関係ないよね、たぶん。岸谷が警察力でやったんならそこにいるはずだろうし、なんか見落とした?
つか岸谷も若干空気だったし、でもまあ岸谷が下手に出ざるを得なくなってるところが面白いっちゃあ面白いけど、その関係今後も引っ張るのかな。この二人の関係性としては簡単すぎてまずくね?それとも次回、岸谷が起死回生の秘策を持ってくるのか?なんとなくだけど今回のあの二人はギャラリーフェイクのフジタとサラみたいな感じな気がしたよ(笑)
まあとにかく協力を盾にとられるのはあんま面白くないので岸谷頑張れと言っとく。何か湯川先生がギャフンと言って協力せざるをえない様な案件か、もしくは弱みを!