そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

Woman #6~9

http://www.ntv.co.jp/woman2013/
脚本:坂元裕二 演出:水田伸生・相沢淳
 
なんとか持ち直してWomanをちゃんと毎週見てるんだけど、闘病のほうが心穏やかに見てられるわー。紗千さんもだいぶ歩み寄ってきたし、小春もな。これなら辛くない!
てわけでまとめてざっくりと。
これ、新さんの話を入れてくるタイミングが巧すぎるわー。このタイミングでその内容って、どうしても「ドラマ」ということを意識せざるをえないけど、その割になんか作為的じゃないというかわかるべくしてわかったって感じ。手紙があそこに残っていたことも含め。なんだか事実は小説より奇なり‥‥って思っちゃうよ、これドラマなんだけどさw
でも新さんの生い立ちや、彼がどういう思いであの家を訪ねて行ったのかという理由がわかった以上、ますます栞のやったことの重さが増していくんだけどね。
 
その新さんのことは「誰が悪いわけでもない」という類の話じゃなく、明らかに悪いのは栞であり、それを隠そうとした(こと自体は責められんけど)紗千さんで、でも罪の意識があるから結局本人に言っちゃうんだよね。
まあオレもああいうのって、言わないままやり過ごすよりも関係がグチャグチャになったとしてもホントのことはいうべきだと思うから、今の展開のほうが精神衛生上、大変楽な気持ちで見てられますよ。
しかし新さんの死因とそれに至る経過、本当なら不器用ながらも母娘和解できたはずなのにと思うと、栞のやったことの罪深さと言ったらどうにもこうにも償いようがないんだけど。
とか思ってたら栞は逃げちゃうし。
でもまともに考えて何もかももう遅いわけで何をどうしても新さんが死んだということは変わりないということを、毎回感じさせられるんで、もう理屈じゃなく感情として小春が許せないのは当たり前で、彼女に栞と紗千を許してあげればとはお気楽に見てる視聴者の立場からでも言えねえです。
ただ紗千さんは、エアコンもそうだけど会って話を聞くだけでとしか言われてないのにドナーの検査までやる紗千さんはなあ。そんなことで償うつもりなのは千春の方からすればすごく恩着せがましいことになるんだろうなーと思いつつ、そういうの関係ないんだよな。栞を庇ったのと同じ気持でドナー検査という、最初の頃から比べると普通に自分が「小春の母親だった」ってことを思い出してきた感じなんだろか。
でも適合しなかったってことは、もしかしたら栞ちゃんが適合したりするのかなあ。
 
てことでこのドラマはどうなるのかと思ってたところ、昨日のあの展開ですよ。
春ちゃんがやっと紗千さんに「お母さん」って言ったよ。延々と二人でご飯作ってるシーンでいきなりそれで、ちょっと不意打ちくらって泣けた。(ノ_・、) このレベルでドラマ作るってすごいなあ‥‥本当にすごすぎる。
今更許せなくても、お互いわだかってるものを理解することは出来るってことかな。まあそういうふうにしか受け取れないけど。
そして栞ちゃんに詰め寄るなまけものさんが本気すぎて(小林薫が本気すぎる)、悪いのは栞ちゃんなんだけどそれはそれでわかってるだろう栞ちゃんの気持ちを考えるに、あれはキツイわぁ(;´Д`)
と思ってたらなまけものさんどうしたの!?まさか川に落ちた?えー?Σ(・ω・;||| このドラマどうなるの!?