そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

チーム・バチスタ4螺鈿迷宮〜#11(終)

http://www.ktv.jp/raden/index.html
脚本:後藤法子 演出: 原作:海堂尊
 
特に切る理由もないし相方が見てるからダラダラと最後まで見てしまいました。つまらなくはないんだよな、つまらなくは。
まあこのドラマって一番卑怯だなあと思うのは、白鳥さんがでっち上げた真相らしき予想が間違ってても、「アクティブフェーズだから」の一言で突っ込みどころにならないってことなんだよな(苦笑)劇中人物がわかってないことを視聴者がわかるわけねえ。そしてぐっちーはいつも役に立たねえ。心療内科医だってことすら疑わしいよ(苦笑)
しかもミステリーと言いつつ真実を「予想」するためのドラマじゃないから、その部分での面白さはないしなあ。だって毎回白鳥さんの調査や予想が正しかった試しがないんだもんw ぶっちゃけこのドラマの面白さはその「白鳥さんとぐっちーの掛け合い」のみ。
てことでキャストで見どころがないとまじめに見るモチベーションがまったくなくなるってことですよ。だって桜宮毛の人々以外じゃ(ゲスト扱いの)ばーさんしか出ないしなあ。何を楽しみに見ろと(^_^;)
 
結局巌雄先生がやってたことは「メメント・モリ(死を思え)」ってことですかね。死期が近い患者さんが安楽死を楽しみにすることで、人生のやり残したことや心残りを清算してスッキリと死ねるようにサポートするってことだったと。まあ違法だけどな。
だったら一人で自殺すればそもそも違法にはならないだろうに、なんか結局根本的な問題は解決しないんだよなあ。最後に残った美智さんは別にまだ死ななくても良かったからってことだし。あの状況で安楽死させてたらさすがにそれは完全に殺人だって。
逆に桜宮家の人々は死を覚悟してやってたことだからといって、安楽死の事実が露見したら火事を起こして自殺しましたーっていうのも事件としてはなんだかなあというか、結局どうして立花先生と戸山先生は殺されなきゃいけなかったんだよ。理不尽だなあ。
キセノンで安楽死っていうのもよくわかんないよ。証拠が残らないってのはわかったけど。あれじゃ別に巌雄先生が解剖しなくても証拠は残らないってことじゃん。いやもうそれ以前の話だけど。
全体に安楽死を告発するって話と碧翠院&桜宮家の秘密って基本的なとこでは関係ない話なんだよな。白鳥さんが安楽死の秘密を暴こうとして桜宮家の秘密を暴いちゃって、結局死ななくていい人達が死んじゃったっていう話なんだよ。安楽死ダメ絶対!ってのはともかくとして。てか、結局司法で巌雄先生たちが裁かれないんなら白鳥さんがやったことの意味ってあんまないよねえ、ぐっちー。
とにかく病院に火をつけてみんなで自殺したっていう結末はどうかなと思うな、ドラマ的に収まりは良かったんだろうけど。てかバチスタシリーズっていつもこうだけど(^_^;)
映画はTVでやるまではたぶん見ないと思うけど、もうすでに最初のチームバチスタ、ジェネラル・ルージュ、アリアドネ等々の事件の内容やら何やらかんやらが忘却の彼方すぎて思い出せません。ちゃんと見てたのにw(スペシャルが合ったことも覚えてるよ…と思ったけどそのスペシャルがナイチンゲールか)うっすら思い出すに、アリアドネが一番トンチキだとは思うな(苦笑)
ぐっちーももう諦めたみたいだし、白鳥さんと二人で一人の医者探偵として楽しませてください。それだけで十分。(にしても今回の事件はアレすぎた)