そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

死神くん#2〜4

http://www.tv-asahi.co.jp/shinigamikun/
 
今週は一週お休みなのでやっと追いつきました (・∀・)

■2話 脚本:橋本裕志 演出:常廣丈太 原作:えんどコイチ
 
とりあえず基本、高校生くらいが見て面白いと思うような「いいお話」ってことで。
これが「デスノート」の元になった話ってことらしいけど、まんま「デスノート」でした。もちろん「デスノート」のほうが〜ってことねw デスノートのルールはほぼそのまんまって感じね。
死神の手帳を拾った島(林遣都)がいつも怒られててムカツク上司の黒川(神保悟志)の名前をデスノートに記入して、それを何とか取り消させようとする死神413号ってことだけど、その島は仲良くなった少年の父親を助けたいと思ってあれやこれや会社的にルール違反なことやった末、最終的に自分が死んで辻褄合わせるっていう、まあ一応いい話。
てか上司は酷いやつかと思ったら島のことを息子のように思って面倒見てくれてたって話だし、島がダメなんじゃん!
なのでそれを克服しないで死んじゃった島にはいろいろ思うところもあるけど、ティーンが見ていい話だと感動するのはこれくらいでいいんではないでしょうかね。あんまり深いこと考ええちゃダメ。たぶんティーンだけじゃなくお年を召した人たちもいい話だと思えるくらいないい話。大筋には別段突っ込むとこもないし。
まあオレは、それでも自分が死んで何とかなればいいみたいな考え方は好きじゃないので安易だなあとは思うかなあ。お前の人生ってなんだったんだよ、島…( ´Д`)
あとやっぱ会社には迷惑かけてると思うぞそれ。島のやったこと、素直に良いことだとは思えんよ…(あくまでもその回のメインキャラの主観の話なんだよなー)
 
■3話 脚本:橋本裕志 演出:筧昌也
 
悪魔なマサキっす、カワエエ〜 (*´▽`*)
そして相変わらず桐谷美玲の「バカじゃね?」っていう言い方はいいなw オレも言われてぇ〜 (*´Д`)ハァハァ
瞳ちゃんの杉咲花って見たことが…と思ったら、「なぞの転校生」のアスカちゃんか、そうか。
ゲストの柄本時生がとてもクズ野郎。いつもよりクズっぽいぞ。頭も悪いぞ。
時生のクズ野郎ってなんだかんだいっても最後は良いヤツになるというある意味安心安定のクズ野郎だけど、今回の死亡予定者、瞳ちゃんの本当の願いにはまったく思い至ってない、明日には死ぬ彼女の前で簡単に死ぬ発言したり…ってあたり、ダメな方のクズ野郎ですね(笑)
でもそんなこと関係なく、彼女の願いである「海を見たい」を自分の力で叶えてあげて、クズ野郎から脱した…ってことではよかったよかった。オレだって譲二みたいな人間、なんだろう、容姿の問題じゃなくなんかまともに相手したくないなあって思うもん。この短時間でそう思わせる時生の演技も本気すぎw
でもさ、これってどう考えても普通に考えて、(狂言)誘拐犯である譲二が連れ回して殺したってことになるじゃんよ。それって殺人じゃね?(桐谷美玲風に)
そして西園寺グループの社長であるお父さんはどんな事情で病気の娘のことを放ったらかしにしてるのか知らないけど、結局その娘の死に際には会えなかったってことですね。そっちのほうが可哀想だよ。
こういうお話でいいと思えるってこと自体がティーン向けってことだと思うけど、これはこれでまったく問題無いです。そういう余分な枝葉なお話いらないってことだよね。登場人物も限られてるし。この手のドラマとしては潔く余分な話いれないで、かつ本題だけでちゃんとコンパクトにまとまってていいと思います。
そういや脚本の橋本裕志って今回のテルマエ・ロマエ2の脚本じゃんよ。
この枠たまに1時間いらないよなーって番組あるけど、それ考えたら完成度高いよな。オレ的にはまあ食い足りないとこはあるけど毎回ちゃんと面白いし。
どうでもいいけどオレも悪魔になりて〜。人の願い叶えるとかいろいろ提案するとかって楽しそうw
 
■4話 脚本:橋本裕志 演出:本橋圭太
 
すごい密室劇(笑)
誰が死ぬかわからない状況で、誰かが自分が死ぬっていったらそれでもいいのか?イージーだな。
悪魔が願いを叶えたあとで別の人が予定通りに死んだらどうすんだろ?
悪魔の願いって続けて言わなきゃダメなんかな。60年後に最後の願いってダメなのか?と思ってたけど、つい続けて願いをいいたくなるから人間は弱いってことなのか。強い意志を持って、年取って死ぬ間際に最後の願いってのもありなんかなー。いやその前に事故とかで死にそうになったら最後の願い使いそうだよね。使った途端に死ぬんだろうけど。マミさん@まどマギ か!
今回は死神413号と悪魔、あの部屋にいる人間たちのやり取りがかなり切羽詰ってて、悪魔の甘言、心底怖ろしいと思ったね。相変わらず悪魔の「願いコーディネート力」すごい(苦笑)
そして生きるためには努力をしなければいけないという413号の言い分ももっともだった。
死なないってだけじゃどんな状態で生きてるかわからないって、確かにそのとおりだよね、特にあんな火事の状況じゃ。死なないってだけで安心しちゃダメってことか。マジ、半身不随や植物状態で生きてたってなぁ。
しかも死亡予定者は誰だったのか…って、真奈美さんのお腹の中の子供だったーという納得のオチ。だから名前がなかったのねと。お腹の子供は気の毒だったけどそれでいろいろ丸く収まったし、メデタシメデタシでいいのかな。
しかし医者と看護婦って、ちゃんと幸せになれるのかしら?
それにしても佐藤仁美ママはなんであんなホテルの密会にまで追っかけてきて子供診てくれとかいってたのか。ちょっと見落としちゃったかな。
ヤスケンはいつもよりちょっと過剰気味だったヨ。本気演技すぎる(^_^;)
それにしてもホントに悪魔怖ろしい。まあ彼も消滅の危機と戦ってるからだと思えば仕方ないんだろうけど。
このあとも413号と悪魔の戦いになるのかしら。てか悪魔ってどんだけいるんだろ。