そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ブラック・プレジデント#8,9

http://www.ktv.jp/black/index.html
■8話 脚本:尾崎将也 演出: 三宅喜重
 
頼まれてもない寄稿文の原稿を先回りしてやっとくとか、真理さん優秀すぎ…!(驚愕)
というかだから、そんなことするから三田村が甘えるんだよ!いつまでたっても部下の地位向上にならないんだよ!(苦笑)
「有給」って言葉を久しぶりに聞いたって言う三田村ヒドイwwwww社長、超ヒドイ!(^_^;)
あと杏子先生は自分の職場がブラックってことに気がついたみたいだけど、大学が…というより杏子先生の研究室がブラックですよ!(笑)ああ、まさに自分がブラックだということに気が付かないって意味では三田村も杏子先生も同じ穴のムジナですね(微笑み)
んで三田村のお見舞いに来たのはいいけどおかゆひとつ作れない百合ちゃんは…(;´Д`)自宅通学?家で何もやってないの?いまどきのゆとりヤバすぎる(^_^;)
てか真理さんと杏子先生のやり取り、百合ちゃんやっぱり見てたwww
一瞬、あれ、三田村って結局原稿書いてないよね?それを消した?んなわけ無いだろ、しかも消したっていうけどゴミ箱に入れただけなら削除ってことにはならんだろ…?と思ったことがまさに的中。まさか百合ちゃんが三田村の片棒担ぐとは。百合ちゃんもヒドい。つか杏子先生も気がつけよ(^_^;)
それに協力する百合ちゃんも百合ちゃんだけど、三田村のことが好きだってのはともかく、なんだか後先考えずに楽しんでるというか、三田村と共謀することが楽しいって感じかなあ。これはますます健太とのフラグはないなw
それにしても三田村、原稿くらい読めよ(^_^;)
 
■9話 脚本:尾崎将也 演出: 白木啓一郎
 
最初のアバンで今回のお話のテーマを教えてくれるのは、とてもわかりやすくていいね!(笑)
ブラック社長VS就活のカリスマ社長。
これ、今回の話って要は「お前のビジネスモデルは素晴らしいし正しい、だけどお前は気にいらん!」って話だよね。いやまったくそう思います。三田村社長のいうとおりですよ(笑)
いやー今回は明確な悪役がいたせいか、素晴らしく爽快な逆転劇だった!(笑)チョーオモシレー、イイザマだね!
就活でマニュアル通りのやり方を批判するくらいかと思ったらとんだ悪者成敗の話だった。いやまあ就活マニュアルが三田村からしたら突っ込みどころ満載なのはわかるけどさ(笑)
ちなみに今って何百社もエントリーしてるような学生はそれこそ最初から負け組にしかならんみたいね。やっとそれが意味ないってこと企業もわかってきたみたいだし。
でも今だに、たいした能力はないけどどうしても就職したい必至な学生がいるから、ああいう就活マニュアルやセミナーが潤ってるわけで。

杏子の同級生で若きカリスマ社長の田島@大東俊介の胡散臭さもさることながら(もう出てきた時から胡散臭いw)、三田村の明快さと明晰さがあっという間にその偽カリスマの化けの皮を剥いだってとこが三田村カッコイー!って感じ。三田村には信念がある!今回は百合じゃなくても惚れるw 杏子先輩もそろそろ惚れろw
トレスフィールズがブラック企業としてネット上で酷評されたり炎上したりだのは当たり前というかまあしょうがないとしても、それをうまく操作・演出して利用してるのが田島の会社で、さらに火消しをすることをコンサルタント業務として企業からカネを吸い上げてるというのは確かにビジネスモデルとしては上手いやり方だとは思う。
でも女社長の時と同じく、経営状況を見ただけでそれに気づくってのがそもそも三田村の経営センスか。叩き上げなのに数字に強いってそりゃ確かにトレスが業界一流の会社になるわけだよな。
 
でも企業に対してアコギな商売するのはまだ許せるし、三田村だってそれをわかっててお金払うっていったわけだけど、学生を騙してブラック企業に売るようなことはさすがに許せないってことか。情報収集能力もさすがだよ三田村。
そもそも田島はブラック企業は許せないとかいかにも就活学生の味方のようなことを言いながら、裏ではそのブラック企業と手を組んで何も知らない学生を送り込んでるわけで、それってダブスタとかそういう話でもないよな。たぶん裏金的なものも貰ってるだろうし。
まあ他所んちの会社のやり方にそこまで口出しできるかというと普通は出来ないけどね。田島も三田村に関わんなきゃまだしばらくその商売を続けられただろうに。まあしばらく、ではあるけど。
あれで元超ブラック企業だと知らずに送り込まれた中西先輩(タモト青嵐)が鬱になって自殺でもしたらそれこそネット大炎上だよ。そういう学生たぶん彼だけじゃないだろうし、田島の会社が潰れるのは時間の問題じゃないかしら。そしたらどうせ社名変えてまた同じようなことやるだけだと思うけど。だって違う意味でブラックだから。
マッチポンプコンサルくらいなら三田村もアコギだとは思ってても、それがある種のビジネスモデルである以上、わざわざ潰しにまで来なかったろうにねえ。
だからあのまるきり白熱就活教室!みたいな就活セミナーでカリスマぶって振る舞ってる田島を、本物のカリスマ社長、それこそ会社をでかくするためならブラックも辞さない三田村がぶっ潰すのは爽快爽快(笑)

しかも一番効いたのは、三田村が言うもっと大人の経営者の事情としての「お前なんかに使う時間がもったいない」に尽きるんじゃないかと思うよ。そんな面倒くさいことに付き合うくらいならさっさと金を払って解決するっていう大人のやり方は、こんなクソみたいな会社なんかいちいち相手にしてらんねーよという最大の侮辱というかw
田島の経営コンサルははそれを知ってか知らずかその隙間を上手いこと突いた形になってただけで、本気であれが素晴らしいビジネスモデルだったってわけじゃないし。
それを潰した三田村が大人の経営者としてカッコイイのは当然だよなー( ゚ᆸ゚ )
ただ田島のやり方って際限ないからどっかで潰さないといくらでもマッチポンプで金を生み出せるわけだから、三田村がここで白馬の王子様のような就活のカリスマ社長を潰しといたのもひょっとしたら結果としては自分のためかもしれないけどw
まあ田島みたいなやり方は就活で苦労したから起業したあげくの「仕方がなかった」で済ませられるようなやり方というより、もう人間性の問題だと思うよ。
だから杏子が田島に引っかからなかったのはもともと恋愛弱者というか鈍感だからにしても、なんか人間的にピンとこなかったから…ってのはなんだかんだ言ってもとても真っ当かとw 去り際の強気な杏子先輩もカッケー!でした。田島、カッコ悪いw
 
就活セミナーどころか、相変わらずやりたいことはあるけど将来の展望がない健太はどう見てもダメダメそうね。映画監督も無理じゃね?
今回は珍しく亮介が三田村に急接近して、具体的にやりたいことがないという将来の話を聞いてもらうってのがなんか良かった。
それに対しての三田村の「何をやりたいかでなく、やりたいという情熱こそが大事だ」というのは、生き方においてはどうかと思うけど会社経営においてのビジネス的には正しいのかもね。だって金持ちになりたい、そしてモテたいというモチベーションがあれば何の商売やっても良しってのは、とても会社経営には向いてるんじゃないかしらね。ある意味健太とは逆のタイプ(苦笑)
そしてこのシーンて、三田村@沢村一樹と亮介@永瀬匠が同じ研音の先輩後輩だってことを考えると、言ってる内容も別段就活のことってわけでなく、三田村の「わかんないことをドキドキしながらやるのが面白いんだろ!」っていうのがまんま役者としての俳優業の心構えのことを言ってるようでとてもよいシーンであったよ ( ´ω `*) 途中からどう見てもそういう話としか思えない雰囲気だったしw なんかイイなあこういうの。
というか、公式の永瀬・高田・高月インタで永瀬くんが沢村さんのことをリアル親父と同い年って言っててふぉおおお〜って思た。沢村一樹とほぼ同じ年のオレは (∋_∈) あんなデカい子供がいると考えたらおおおお