そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ビター・ブラッド#10

http://blog.fujitv.co.jp/BitterBlood/index.html
脚本:小山正太 演出:谷村政樹 原作:雫井脩介
 
ちょっとハードな夏輝と瞳のバスジャック事件と、かなりハードな貝塚の島尾拉致監禁のやり取りに、そんなこととはつゆ知らずの相変わらずお気楽お馬鹿な鍵山班とその仲間たちの活躍でした(苦笑)
んで今週も面白かったんだけどさー、鍵山班とゆかいな仲間たちのやり取りってこんなに面白かったっけ?
オレ最初のほうでこりゃダメだと思ってそれ以降なんとなく流して見てたにしても、あいつら使えねえ〜〜〜としか思わなかったんだけど、なんで今回可笑しかったんだろ?
いやオレはあの自殺志願者の平岩紙と鍵山班の仲間たちとのやり取り、相変わらずバカだなあこいつらwwwとか思いつつ可笑しかったんで。おまけにバチェラーに彼女まで(笑)
なんかあの屋上でのやり取り、コメディとしては完璧だった気がする。平岩紙ってとこでもう確信犯的に(笑)てか紙ちゃんカワイイよね?
しかもたとえバチェラーがプロポーズを75回断られた結婚できないダメオッサンだとしても、そもそもが田中哲司なんだからカッコイイに決まってるよ!(笑)最後のポーズとか決まり過ぎだよwww
あの会話のやりとりがとにかくおかしすぎるw というか、おかしいのは他の事件も絡んでるゆえのあのドラマに流れてる雰囲気だよな。いつも無用にハード目の描写やり過ぎてるよ。
それでもなんかそんな暴力的かつハードな展開の事件が2つあったせいかコメディパートの出来の問題か何かの作用か、全体のバランスは良かったんでスゴい面白いドラマのように見えたよ(笑)

おバカ鍵山班とゆかいな仲間たちが自殺を止めたあとの爆弾小包事件?も、その顛末を含めて可笑しかったしなー。むしろよくここまでいろいろダメ押し的に盛り込んだと思ったね(笑)
島尾と警視庁の西村雅彦とのやり取りも面白かったし、一体何なんだ?どうしたんだこのドラマ?
ただまあバスジャックと島尾拉致監禁については、いくらなんでも貝塚一人でやったにしては無理があるでしょってのと、ざっくりなとこでも突っ込みがありまくりって感じ?
バスジャックは、警察に仲間がいた(たぶん貝塚の差金だよね)ってのはともかく、犯人は一人なのになんで運転手はおとなしく運転してるんだと思ってたら爆弾首輪をしてた…ってのはまあいい。夏輝たち刑事が二人いて素人の犯人をどうして取り押さえられないんだとか、警察手帳落とすなよなーとか、緊迫度合いがわからなくなるようなコメディチックなやり取り入れなくていいから…みたいなのはあるけど、一番おかしいのはあの犯人がまったくの素人の、息子を人質に取られたただのお父さんだとしても、そこで拳銃撃つか?ってことなんだよなー。
一般人でしょ?普通は脅すだけで撃てはしないだろうし、人に当たったら相当動揺すると思うんだけど。しかも死にそうって…あの乗客が死んだら殺人犯だよ?
てかこのドラマって今までもそういう意味で実際ああいう場面で撃つハード描写が多かったから、いい意味で人撃っててもおかしいとは思ってなかったんだけど、あれが素人一般人だっていうなら話は別ですよ…っと。それはねえだろ。あと瞳ちゃん、さっさと通報しろよ。もしくは追いかけろよ。
人質開放のあと夏輝が目隠しされたあとなんか時間とんだ?と思ったし、貝塚にいたぶられてる島尾の方もなんか時間とんだ?途中貝塚ともみあって彼が気絶したとこで逃げようとしてたはずなのにいつ捕まった?というかなんでさっさと貝塚を拘束しなかった?
あとあれ、あんなに暴行されたら普通に島尾死んでると思うよ。相変わらず暴力描写は無用にやり過ぎるよねえこのドラマ。そこまでハードにしなくてもいいと思うんだ。あそこまでやって死なないのは倉木@MOZUくらいでいいですよw だから普通死ぬっていうか、あんな状態で逆さ吊りにしたら確実に死ぬよ。いや夏輝がどうしようが島尾さんはあれは死ぬって。
そんなわけで、いろいろ納得いかないとこはあるものの、今回はとにかく自殺を止めようとするおバカやり取りとバチェラー彼女ゲット、課長のサプライズバースデーで爆弾宅配の流れがあまりに面白すぎたんで、その流れからの次回最終回、今たぶん一番やばいのは島尾じゃね?ってとこに期待。
ところで瞳ちゃんは島尾が好きなんじゃなかったの?やっぱり気の迷いだったの?結局夏輝でいいの?