そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ST 赤と白の捜査ファイル#10(終)

http://www.ntv.co.jp/st/
脚本:渡辺雄介 演出:長沼誠 原作:今野敏
 
もうだいぶ諦めてるとはいえ、なんで、何がどうなってこうなってるのかさっぱりわからないんですが(;´Д`)いや全体の話はわかってる。わかってるんだけどなんというかこうモヤッとするいうか〜
かといってキャラ萌えで見てるとそこまでつまらなくはないんだよな辛うじて。だからまあよしとするかなあ。
いいけどモモタロウ事件が天誅事件だったってので、うっかり鬼ヶ島の桃太郎じゃなく桃太郎侍のモモタロウかと思っちゃったよ!(笑)
でもしかし、「桃太郎の鬼退治と称して正義の味方を気取った連続殺人事件」ってのは結局警察内部の有志たちによる犯行だったわけでしょ。ダメじゃん、ちょーダメじゃん!
そしてこれ、桃太郎の話が鬼を退治に行く話と別の実は侵略者だったっていう解釈の話、物事にはいろんな見方があるってことを言いたいためだったっぽいけどこれこの事件のどこに関係してた?かわいそうな鬼たちはいなかったんだ…ってことか?そんなアホな。
しかも3ヶ月前にすでに起こってたプレモモタロウ殺人事件はともかく、いきなり15年前の事件の怨恨〜?いやそういう話だって言うならそれは仕方ないんだけど、そこそこそこでなんで次は百合根か赤城が殺されるっていうのかわかんない。モモタロウ事件のプロファイリングの結果の自殺願望があるってどこから出てきたん?確かにオチとしては湯原が自分が犯した間違いを消すためというかそういう意味での自殺願望だったってことだろうけどそのプロファイリングがどっからきたのかってことさ。そんなとこ突っ込んでも仕方ないっていうならそうかもしれんが、微妙〜にこの展開に納得できん。出来なくても事件は解決したし、赤城さんの謎も解けたけど。
三枝の退職が上層部公認の辞めたふりだったのはともかく、結局関本警部(葛山信吾)も仲間だったわけだし、犯人はいきなり出てきた三枝の同期の湯原(石黒賢)が中心になった天誅行動だったわけで、でも結局それってただの人殺しでしょーよ。正義の殺人とか言ってる湯原が頭オカシイんだよな。
あとこれ他の人は知らんが、関本さんは完全に湯原に騙されたってことだよね?加入のきっかけが15年前の証拠捏造だっていうなら。騙されたというより謂れなき濡れ衣着せられてんじゃん。
そもそも殺し始めたら犯行が止まらなくなったとかいうわりに用意周到なお膳立てしすぎてるのは一体?それが五芒星って、桃太郎伝説関係ないよね?意味的には桜の代紋(旭日章)とも関係ないよね、五角形ってだけで。
いやわかってる、湯原の自殺願望となぜ殺人衝動が止まらなくなったのかも最後に赤城がまるっと説明したからわかってる。そんなことが人間心理としてあるのかどうかは別として。おまけに湯原がその自分の衝動を勝手に赤城に投影しようとしたからこの話が妙にややこしいことになってるってこともわかってる。だからなんでそんな話になったのかって話だよ。ぶっちゃけまったくわからん。でもまあいいや。

警察つまり松戸管理官たちが心配してたのが、そういう私設天誅組織が横行したら一般市民が自分勝手に悪を倒していいんだと思うからマズイってことだよね。その発想の転換どころか発想の飛躍はどこからきたよ?すでに予断ですらない妄想じゃん。
そしてその一般人ってのがネットの書き込みって、リアル世間の人じゃないのかよwwwwwおいおいどういうこった、そこはバーチャルなのか?ネット=リアル社会じゃないだろよ。当然だけど。もうそこからしてこの脚本おかしいから。
まあそこはおいとく。突っ込んでも仕方ないか(苦笑)

言いたいことは百合根の「人殺しの気持ちになって謎を解く必要なんてないんです」ってことで、まったくその通りなんですけどね。
青山みたいにちゃんとプロファイリングは統計学だってわかってるならともかく、赤城はそうじゃなかったってことでそもそも犯罪者側の人間だって話にしたいんだろうけど、赤城がそういう危ないキャラだっていうのがよくわからないしそんなキャラじゃないだろよ…と思ってたら、それすらもフェイクというかミスリード?というか、そこに無自覚なのかこの脚本は。だからよくわかんない話になってんだけどさ。劇中話じゃなくこのドラマがな。
とりあえず百合根が言ってることはものすごく真っ当で正しいと思うんだけどさ。
おまけになんかわからないうちに「俺の大事な友達だ、俺史上最高の最高の大親友だ!」ってもう大告白しすぎwwwそんなに赤城さんが好きか、むしろなんでそんなに好きなのか知りたいよwwww
でもこの話で肝心なのは、もう事件云々じゃなくキャップとSTメンバーが仲良くまとまった、特に赤城と百合根がメンバー公認の仲良しさんだということだよね(笑)
んで、キャップの言うとおり赤城は、「謎を解くことでしかみんなに認めてもらえない、謎を解くことでしか社会と関われない、対人恐怖症で口が悪く性格も腐った俺は人の役に立つためには謎を解くことしかないんだ」って大変素直に自覚したってことで、その結果が「ありがとなキャップ、キャップがいたからこそやっと気づけた」って、キャップへの愛か、愛なのかwwwww
てかやっぱり百合根が赤城を救ったよw良かった良かった(笑)これでめでたく百合根キャップと赤城と愉快な仲間たちでまとまったと。あと同期として百合根と池田も仲良しさんってことで(苦笑)
最後に菊川さんもキター \ (・▽・)/ これって映画への前振り?
と思ったら、最後の最後で赤城が人を殺した〜で逮捕ってどゆこと?映画への前ふりよね完全に。赤城は別に国家転覆狙ってテロリスト集団を率いて火を吹いてたわけじゃないよね?(笑)どれほど時代が変わろうと人を殺すことだけは絶対なる悪ですよね!
映画は見に行くかどうか分かんないんだけど、これだと成り行きで見に行ってしまいそうな気がしなくもない気もするよ。思うツボすぎw