そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

アオイホノオ#11「青春とは何だ!?」(終)

http://www.tv-tokyo.co.jp/aoihonoo/
監督・脚本:福田雄一 原作:島本和彦
 
えーっ! (゚Д゚)
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 > まさかの「夢でした」オチ! <
  ̄YYYYYYYYYYYYYY ̄
た、確かにプロになったモユルが見ていた若いころの夢でしたーって話なら事実と違っててもまったく問題ないよな?
実在の人たちの証言では在学中は庵野さんとはそんなに関わりが無かったらしいとかなんとかってことらしいけど、夢ならばこんな話も納得。
夢なのに、夢じゃなかった!違った、夢だった!モユルに都合のいい創作的な青春時代だった!その割にひどい目にもあってるけど、でもでもなんてこったい!全部夢かよ!まさに走馬灯の振り返りか?(笑)
しかも最後のセリフ、絶対「あえて寝る!」だと思った!原作読んでないけどそうだと思ったよ!(てか「燃えよペン」の方は読んでたし)
ヘッドギア姿の炎尾先生、ちょっと髪の毛短いけどすごい再現率だよ柳楽くん!(笑)あーほんと柳楽くんのなりきりと眼力見てるだけでも楽しかった!いや別にそれだけのドラマじゃなかったけどなんとなくw
 
話戻りますが、モユルが集英社でなく小学館のサンデーにいった理由、そんな話なのか?(原作ではそこは描かれてないという話ですが)
まさかの「ベタ」違い!
なぜ気が付かなかった、いやモユルじゃなくこのドラマを見てるオレがだよ。この流れでなぜ黒ベタのベタとベタ展開のベタに気が付かなかったオレ。なんか悔しいwwwそりゃそうだ、ホーリィの指摘は間違ってないよ。車田正美が好きならベタ展開大事!
でも、でもねえ、島本和彦の漫画において「熱血をギャグにする」を抜いたら何が残るんだという。いや厳密にはおちゃらかしてギャグにしてるわけじゃなく、客観的にまじめにシリアスに熱血をやることがギャグだという高度なギャグ漫画なんだけど。でも確かにあの当時のジャンプでそれはウケないよな。むしろテイスト的にいってもサンデーでデビューして良かったとしか。その勘違い、ラッキー!だとしかw
あとジャンプが31ページ描かせたお陰で絵が上手くなったのは確かなのか(アニメ制作もあるけど)つーかこのドラマにおいてのモユルは描かなさすぎる(笑)延々と暇さえあれば描き続ける庵野に対してってことだろうけど、この人漫画描きとしてはあまりにも描かなさすぎるよ?脳内で描いたものは現実じゃないですよ?(当たり前)
それはさておきともかくとして、SF大会に参加してた手塚治虫先生に岡田斗司夫キター!(笑)
モユルがバイクを買いに行った店のおっちゃんに島本和彦本人キター!(笑)たぶん本人まんまwwwwwわかる、日常的に「セリフを喋る」んだよなw
しかも山田様が友情出演するって知ってたのに全然気がついてなかったよ!顔が汚れすぎてて正視できない!wwwそんなまさかのトンコさんの彼氏!キモい!(笑)間に挟まってるエメマンのCMに山田様出てるのにまったく気が付かなかったつーか山田様また丸くなってね?むしろエメマンのほうが最近じゃ珍しいくらいシュッとしてるけどさ。
とにかく庵野たちの成功と作品の出来に衝撃を受けたのはともかく、この期に及んでモユルは何やってるんだ。こんなことでトンコさんと付き合いそびれるってバカなのか。それ以上にもしかして津田さんは前回のあだち充の新連載予告のあれ以降モユルのとこに来てないってことだろか?寂しすぎるし一種のホラーだったよ>誰もいない部屋
トンコさんがフリーなことにも気がついてなく、津田さんから言い寄られてたことにも気づいてなく、その上ワンダーマスミに気を取られたあげくすべてを失うとか、アホやな。でもまあそれでやる気になったならいいじゃないか(というしか)
 
しかし勝手な勘違いでジャンプを切られたと思ったモユルが部屋を荒らすとこは、柳楽くんの演技が鬼気迫りすぎてて涙なしには見られなかったけど、でも本が、部屋の本たちがああ〜〜〜〜と思ったんでこれも公式で美術さんが作ったフェイクだと知ってホッとした。そうだとは思ったけどw(当然)
あと投稿漫画選考会の編集者たちのあの原稿の扱い(投げる)はちょっとないんじゃないかって思ったけど、ちゃんとEDでそんな編集者はいないってフォローされててホッとした。(島本和彦のかつての怨念てwww)
そりゃそーだよな。見てるこっちがハラハラするよ。あとせっかくみんなで見て公平に選びましょうっていうシステムなのに、横山さんって「この子とはセンスあわないんだよなー」で誰もチェック付けてないのにゴミ箱行きって、そりゃねーぜ!おいおいおい!三上さんに拾ってもらえてよかったな〜。てか前にEDフォローで元担当って出てたからここで出てきたときにあっ!て思ったよ。彼がモユルを拾ったのか!と(いやこの展開たぶん現実ちゃう)あと三上の同僚の編集の子、見たことあると思ったら奈良瞬平の戸塚純貴くんじゃないですかー。ちちんぷいぷい!(一応チェック)
まあ結局「青春とは何だ!?」と言われても「未来に向かって走ることさ!」と思ってしまう島本脳な感じだけど、どうやって終わるんだろうと思ってたからこのオチは上手いなーとは思った(笑)
そしてやっとデビューしたのに嬉しくないのかモユル!むしろ庵野がいう理由じゃなく自分がデビューできるなんて当然くらいの勢いだろうと思ってたけど違うのかw んでサインを求めに来る庵野はカッコよかった。やっぱヤスケンはいいね!
でもこれもやっぱりモユルの脳内ライバル像だったんだろか。あれほど苦しめられた(一方的な思い込み)相手との和解(一方的思い込み)はこういう静かにお互いを認め合う関係がいいと思ってたのかモユルw それはそれで熱いな!
細かいとこはやりっぱ感が強いし散漫なネタ羅列って感じもあったけど(矢野先輩はどうもいつの間にか東京に呼ばれて行ったらしいし津田さんはあれからどうなった)もう少し見たけりゃDVD買えってことか。よし買うぞ!(と相方も言ってたんで)相変わらずの買え買え商法だなあ!(苦笑)
しかしとにかく柳楽くんをはじめキャスティングは素晴らしかったな。福田監督は当たり外れが大きいけど、やっぱりキャスティング勝負かーw