そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

信長協奏曲#10

http://www.fujitv.co.jp/nobunaga-concerto-drama/index.html
脚本:岡田道尚、宇山佳佑 演出:林徹 原作:石井あゆみ
 
今週も一週遅れ (>_<) すぐ最終回感想もアップしたいと…(内容的に今さらすぎるよな)
オレ腐女子ってわけじゃないけどホモは好きなので、なんか今回はうっかり変なとこで萌えたw いやあれは際どいんじゃね、サブローと恒ちゃんの会話さー(^_^;)
それはともかくとして、もう初っ端からおゆきちゃんの死亡フラグ立ちっぱなしだし、話の展開からしてもどう考えてもおゆきちゃん死ぬだろこれと思って見ていたのに、それでもあのスローモーションでサブローを庇うとこは「ああああ…(;´Д`)」と思ったし、おゆきちゃんの普通のおなごとしての人生を送りたいというささやかな願いがかなわなかったことに涙出た (´Д⊂ヽ
つーかさー、恒興を向井りーがやるということについては最初からなんかおいしくないなあと思ってたし、なんでこんな役何だ?なんで向井りーはこの役なんだろうと思ってるんだけど、本当に恒興って何言ってんの?としか思えねえんですよ。
劇中の心づもりはともかくとして、史実ではサブローがタイムスリップして本物の信長=明智光秀と入れ替わってからもう相当年数たってるってのはともかくとしても、現代人サブローだからこそのあの信長であって、確かに織田家の血筋としての正当な後継者である本物信長ではないから恒興が裏切られたっていうのもわかるし、自分が使えてきた相手は、自分がやってきたことは何だったんだっていうのもわかるよ。
でもさ、おゆきちゃんにしても森殿にしてもその裏切りを戦国の人間ではない現代人のサブローだからこそ命を助けてやり、裏切り者をそのまま傍に置いていたわけで、だからその恩義を感じ取ったからこその「信長様のために!」なわけじゃん?別にそこに本物だとか偽物だとかってのは関係ないわけで、二人とも織田家のためにではなくサブローのために命を投げ出したのよね。だからほんとに恒興何言ってんのとしか。
いや別に恒興があくまでも織田家の家臣であり、織田家のために仕えてるんであって信長という個人に仕えてるんではない、織田家の血筋に使えてるんだというならそれでもいいんだよ。だけど彼が言ってることはそう言うことじゃないよね。
たとえそういうキャラだとしても、それについて他のキャラほどの積み重ねがないから彼の言い分に何ら苦悩とか感じないというか(向井りーが悪いわけじゃないと思う)、そもそものキャラポジションが悪いとしか思えないのですよ。だから最初からなんでこんな役を向井りーがやってるんだろうなあ…と言ってるわけですよ。なんか納得いかんのだよ、恒興のキャラって。
まあそれで言うならちゃんと信長とサブローを演じ分けてて当然なオグリンはさすがなんだけど、残念ながらホンモノ信長のこともよくわからんのです。まあこれはお市ちゃんが嫁に行ったりなんだりで特に感情的な描写がなかったってのもあるんだけどね。そもそも身代わりを立てて織田の家臣たちを捨てておきながら、今さら別人として戻ってきてみたりする腹がわからないというか。お家騒動で弟に命狙われてたから逃げたわけで、だったら弟を殺すなり、弟がいなくなったらもすぐに戻ってくるなりしても良かったんじゃねと。

あややこしいというか、今サブローくん的にも納得出来ない状況になってるのが焼き討ちの一件がどう見られてるかという世間の評価なわけで、サブローの気持ちはともかくとしても延暦寺攻めは織田家として正しかったとか、それがあったからこそ足利義昭を討つことが出来たとか言われても、たしかにそれは正しいわけで、納得いかないのは現代人の気持ちとして納得いかねーっていう話でなあ。
そもそもからして今の織田家の状況自体も、ラッキーがあったとはいえサブローのまつりごとの結果なんだし、長政くんとの友情にしてもサブローだからなんだし。
それを傍でずっと見ていた恒興が、本物の信長が現れたからといってサブローの十何年間を否定するっておかしいだろよ。しかもそれまでは織田家の嫡男なのにろくにやるべきこともやらず、しかもいつの間にか家臣を裏切って逃げ出してた男をだよ?まったく理解できませんよ。これ、どう始末つくの?
とにかく恒興のことはともかくとして、かわいそうなおゆきちゃんと利家のでーとですよ。なんか若いものはいいねえ…的な初々しさがあっただけにまさかの結果には利家ならずとも怒りこみ上げますよ。
そしてそんなことになった遠因ではある秀吉はといえば半兵衛に正体が知られそうになってるけど、しかし史実的には半兵衛って秀吉の軍師なんだよねえ?どうなるのこれ。
秀吉の策は普通なら大変わかりやすいというか、信長がニセモノであるなら彼が天下を取ったとこで仇を討つって話で、対外的には大義も私怨も果たせるいい話なんだろうけど、サブロー信長は本物じゃないし、ホンモノがいないんならともかくホンモノもいるわけだし、何を狙っているのかちょいわかんないよと。
あ、今回は家康くんの「脱糞おなご大名」というあだ名がある意味ハイライト(笑)脱糞の話はそういやなんとなく聞いたことあるわw この家康くんなら納得wなんかもう彼が出てくると妙に和むわーwww