そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

天使と悪魔 未解決事件匿名交渉課#3

http://www.tv-asahi.co.jp/tenshitoakuma/
脚本:高橋悠也 演出:植田尚
 
えーと、ゲストが雛形あきこなのはいいんだけど、名字が「橘」って…(苦笑)一応説明するけど雛形のリアル旦那さんの天野浩成、代表作は仮面ライダー剣の「橘朔也」です。さすがテレ朝wwwいいねいいね(笑)
 
話はちょっとややこしくて若干説明しないままのというかスルー事項があるせいで、多少あれっ?とは思ったけど、展開は予想がつかなかったしなかなか見ごたえあった。
犯人を特定するわけじゃなく、あくまでも司法取引できる証言を持ってる人を特定するのがドラマの目的になるから、こういう話だと誰がその人になるのかわらず予想外のミステリー展開になるってことかなあ。
沙知絵さん(雛形あきこ)の殺されたご主人は出張の多い厚生労働省の役人てことだったけど実は麻薬取締官で、潜入捜査がらみで殺されてた…ということを知らずに5年って。
仕事内容を家族にも言えないってのはともかく、沙知絵さんはちょっといろんな意味で世間知らずかなと思ったのは確かだけどさ。絶対何かおかしいって思うだろよ普通。
厚生省や警察上層部からの捜査ストップってことで未解決になったのは仕方ないとしても、誰が橘さんを殺したのか、その事件を王して掘り起こしたのかな、とはちょっと思った。捜査ストップしたものまで対象にできるって、検察の力つえーな。
事件の状況、橘さん(尾関伸嗣)が殺された理由はよく分かったし、同じ潜入捜査官の金森(池内万作)がどうして先入先から抜けられななかったのかはわかったけど、それ厚生省的にいいのかな?
あとちょっとよくわかんなかったんだけど、もう一人の潜入捜査官・柴田(𣴎橋洋)って、その時橘さんを殴ったチンピラにじゃなかった?そこは金森さんは見てなかったのかな。それなら柴田が今になって沙知絵さんにお金持ってくるのはわからんでもないけど、金森さんが見てないんだとすれば彼も知らないままだし、まったく表沙汰にはなってない事実ってことだよね?
一応厚生省に戻った柴田さんを意味ありげに映してはいたけど、ガサ入れの時はヤクザには気が付かれなかったってことかなあ?オレなんか勘違いしてる?潜入捜査官は3人だったよね。橘さんと金森さんのことといい、たぶんヤクザの方も潜入が3人もいるとは思ってなかったからスルーだったんだろうけど。
そして検察と司法取引して服役した金森さんは獄中で自殺。金森さん自身はあの状況じゃ仕方ないし罪も死体損壊だけだし、どうしようもなく今に至ってた気持ちとしてはすごくわかるだけに全部吐き出せてよかったね…と思ったんだけど、自殺っていうか、殺されたよね…?
それがヤクザが送り込んだ報復のヒットマンなのか、それとも厚生省からの何かなのかはスルーのまま終わりかー。ドラマとしてはそこもいいんだけど、柴田さんの方はもうちょっとはっきりさせて欲しかったかも。どちらにしても金森さんと同じく名乗っても意味が無いし、あの状況なら出てきちゃった橘さんをやるしかない状況ではあったんだろうけど(;´Д`)なんとも遣る瀬無い…
画面や演出が硬派な感じなので余計に潜入捜査官の仕事怖い (>_<) あと麻取って拳銃持てるんだだっけ?と思ったら、「麻薬取締という危険な職務であるため、司法警察員としての職務を遂行する場合に限り、「小型武器での武装」(拳銃・特殊警棒等の携帯)が認められている他、警察官と同様の逮捕術の訓練も受けている。」>wiki なるほどー
あと橘さんが死んだ時、娘の髪留めを持ってた理由もちょっとわかんなかった。どっか脚本カットしたのかなあ。
ヒカリが刑事のわりにというか刑事としては使えない真面目堅物正義感キャラなのはちょっと引っかかるけど、剛力ちゃんは毎回こういう刑事キャラでいいのかな。キャラとしてはこういうキャラはハマってるからいいんだけど、なんか毎回すぎてちょっと剛力ちゃんのイメージとして心配(^_^;)
まあ黒河内とか茶島とかみたいなクセモノキャラと絡ませると、裏がないから自然とパッシブフェイズとアクティブフェイズになっててドラマとしてはわかりやすいんだけどw