そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

リスクの神様#8

http://www.fujitv.co.jp/risk_no_kamisama/index.html
脚本:橋本裕志 演出:石川淳一
 
どう考えてもこれって、スパン長い洋ドラかちょっと硬派なハードカバーのサスペンス小説の方があってると思うなあ。
このドラマにおける「商社」の価値っていうか美学的なものはすごくよく分かる。ただし30年くらい前の時代を思い出しながらだけど。マジで今もこうなの?だとしたら若い社員にはたまらんよなあとしか。今この2015年の現代にそんなモーレツに働いて出世したい若い会社員ているのかよ。オレが知らないだけ?
あと今回の話ですが、たぶん筋はちゃんとしてるんだと思うけどオレは数字に弱いので粉飾決済の話を延々とやられても全くピンとこないし、だからどうした?としか思わないんだけど、粉飾決済がどういうものかは大体わかりました。いろんな意味で社長酷えよなー。
つーか今回は系列のアパレルだったけど、粉飾って数字上のことだから職種自体はまったく関係ないよなあ。ってのは経営悪化したなら経営戦略の見直しとか巻き返す方法はいろいろ無くはないだろうし、ドラマとして面白いのはそういうとこだと思うんだけど庶民が気になるその部分は全力でスルーなので、本当に会社の状況自体に全然興味持てないというね。前回のも今回のも本当にただの書割な事件でしかないよ。
なのでいいんだか悪いんだかで言えばものすごくよくわからないドラマです。連続ドラマだから毎週違う系列会社の危機対策の話をやらなきゃいけないとか、たぶんストーリー上はすごい無駄だと思うし。
全体には本気で真面目にやってるのはわかるけど、それ故ドラマ好きな庶民には興味がない展開にしかなってないとしか。本当にこの話って硬派なハードカバーの小説なら結構売れるんじゃないかって気がするんで、ある意味「物語」の無駄使いだと思うわ。
まあ粉飾はともかくとして西行寺のことはだいぶ明らかになったし、彼がなぜサンライズに戻ってきたのかもなんとなく理解する。
ただその坂手社長がまったく出てこないのでこれだと普通に考えて白川専務の方が正義側に思えるよね?ストレートにそれ狙ってるの?でもヤバイことやってるっぽい原田(満島弟)って白川専務の子飼いだよねえ?神狩はその辺全く知らないだけだから迂闊に白川専務のところに戻るのは危険でしょ…としか。
てか坂手社長@吉田鋼太郎は7人の刑事にはそれなり出てるのにこっちにはほとんど出られないのかよwなんでやwwwつーかだから社内の力関係が全くわからんのだよ!ダメじゃんよ。