そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

無痛〜診える眼〜#7

http://www.fujitv.co.jp/mutsu/index.html
脚本:小川智子 演出:佐藤祐市 原作:久坂部羊
 
麻酔なし、筋弛緩剤だけ投与されて体を切り刻まれるって、考えるだに恐ろしい。それって痛覚はあるんだろか。あったら確実に気が狂うやつだよね。そして手術用のメスで腱鞘炎になるほど切り刻まれるとか…((((;゚Д゚)))) そんな目には絶対に遭いたくないですよ… (>△<) 
てことで佐田がイバラに殺されて発見され、秘書の陰謀がいろいろ露見して白神先生に怒られて、サトミちゃんは無事に手術が成功して高島先生との関係も修復され、久留米先生は亡くなった。そして甘党西島秀俊は夕ごはんの前にショートケーキを食べるとw てかいい大人に夕ご飯のお知らせが来るって一体(^_^;)早瀬もごちそうになればいいのに。あいついつも怒りっぽすぎ。お腹すいてんじゃねーの?w
一家殺害は特に進展してないけど警察的には佐田の仕業で。ってことはドラマ的には佐田じゃないのよねえ?そもそも白神先生はどうしてサトミちゃんを自分とこに入院させてるのか。いろいろ疑問ばかり。(いい意味で)
あと問題になりそうなのは、なぜ為頼先生の奥さんには最後に犯因症が診えたのか、かなあ。てことはやっぱり犯因症って殺人衝動ってことじゃなく憎悪とか精神的なドロドロしたものじゃないかな。久留米先生は痛みに耐えつつも、それを受け入れてたから何もなかった(んだよね?)わけで。
それとイバラの犯因症はなぜ診えたのか。そういや白神先生も初めて犯因症が診えたけど、今までどういう状態が犯因症なのか知らなかったってことかな。だったらもしイバラに犯因症が出てても気がついてないよね…?
無痛症のイバラがなぜ痛みをなくす薬を飲んでたのかわかんないんだけどあれは何のデータを取ってるんだろう?薬自体はマトモなんだよねえ。
でもそれを大量に飲んで正気を失ったら犯因症が診えたってことは、どこに何が効いてるのかわからないからなんとも言えないけど、痛み自体を否定しようとすると憎悪になるのか、肉体的なことじゃなく精神的な痛みのほうが問題なのかなあ。為頼先生が痛みのことを考えたいって言ったのはそれ?肉体の痛みと精神的な痛み、無痛症と犯因症には因果関係あるってこと?
やっぱり白神先生がイバラに対して何を研究してるのかがわからないのがあれだなあ。正しいことをやろうとしてるのは確かなんだろうけど、実は白神先生も弟を亡くしたせいで心の痛みを感じない半キチだってことないよな…?
どっちにしてもこのドラマの画面や演出のトーンはとても好きです。そしてサスペンスものなのにこんなにも食事や何かを食べるシーンが多いドラマも珍しいですw