http://wwws.warnerbros.co.jp/codename-uncle/
監督:ガイ・リッチー 脚本:ライオネル・ウィグラム、ガイ・リッチー
「0011ナポレオン・ソロ」のリメイクということですが、そういやオレナポレオン・ソロ見たことないよ!? この映画見てそのことに気がついた!だからまったく設定も知らなかった。てっきりソロひとりの活躍者だと思ってたら元の作品自体コンビものだったのかー(ってのも映画見たあとにwiki見て知った)
ところで今回も「キングスマン」に続きまたパンフレットが売切れです!なんで?スパイ物の傾向なの?(一応新宿ピカデリーは発注かけてるのでそのうち入るらしい)リメイク元のことを知りたかったんだけどパンフがないのでざっくりな感想だけで。
えーとだから、元ネタ知らずにガイ・リッチーだからってことで見たんだけど、大変に面白かったです!オレの見たかったスパイ物w
東西冷戦時代に米ソのスパイがコンビを組んでナチの残党と核爆弾テロの脅威を排除するというストーリーだけど、60年代オシャレテイスト満載なスタイリッシュデコボココンビのスパイアクションバディ・ムービー、というかスパイコメディでしたよ。全編ギャグ映画かというくらいかなり笑えるけど結構ハードめアクションも満載。
米ソのそりの合わない二人のスパイ物の定番なベタなネタからデコボコっぷりを楽しむものまで笑えるネタは相当あったし、ただただ主役二人とヒロインの掛け合いとアクションを楽しむためのライトなスパイコメディ。登場人物のカッコよさ&美しさ、演出の軽妙さとスピード感、オシャレっぽさと笑える掛け合いがすべてw
ソロ役のヘンリー・カヴィルが素敵な二枚目すぎ。見たことあるような気がすると思ったら「マン・オブ・スティール」の若きスーパーマン。昔風の二枚目で格好良すぎる(*´∀`) =3ムッハー
KGBのイリヤはソーシャル・ネットワークのボート部の双子の人(世間的にはローン・レンジャーの人)のアーミー・ハマー。
優秀で見た目からしてスマートでオシャレ、しかも女好きでユーモアあふれるソロと、力自慢でハイテクに頼るけど墓穴掘りなもっさり堅物ロシア人・イリヤのデコボココンビ感が面白すぎる!(*´Д`*)
そしてヒロインの科学者の娘で整備工・ギャビーのアリシア・ヴィキャンデルも可愛すぎる。60年台モードファッションも似合ってるしパジャマの着方も超カワイイ。
ギャビーを連れてブティックのシーン、ソロが選んだジャッキー風(シャネルスーツ?)コンサバスーツがイリヤに却下されディオールのワンピースなどなど60年代モードファッションの超可愛いやつ着て出てくるとこ、ファッションセンスはソロ<イリヤで笑えたしオシャレ感満載。
敵の超悪女、ヴィンチグエラ夫人のエリザベス・デビッキもカッコ良すぎる!超モードなお金持ち素晴らしい!最後の白と黒の大胆なドレスとマント姿が鼻血出るほどカッコイイ。メイクもすごすぎる。(というかデビッキがまだ25歳って知ってますますビックリ)
ソロは勝手にパーティに潜入してベタに敵と渡り合うのはカッコイイのにハイテクに負ける間抜けさのギャップがタマラン。
イリヤが敵に追いかけられてる中、いい感じのバラードを聞きながらそれを眺めて勝手に他人のお弁当とワインでひと息ついてるソロに爆笑(笑)なんという心ない人でなしw
全体には人でなしギャグ多すぎ(笑)ネタバレになるのであまり言わないけどw
まあ人が死のうが酷い目に遭おうが、心ないとこはたくさんあるけどいつものガイ・リッチーよりはギャグ寄りなのでソフトな感じ。
あとヒロイン、実は何気に結構酷い(^_^;)
最後も一瞬どうなる?と思ったけどあれでいいならいいのかも。チームU.N.C.L.E.誕生…ってそういう話だとは思わんかったw(だから冒頭にタイトルがでなかったのか?)
エンドテロップのタイトルバックは次のイスタンブールのだったよね?続きも楽しみw
ちょこっといろいろググったらこういう記事が。ロックストック〜やスナッチ、ホームズみたいなのは好きだけど別にガッツリなアクションを求めてるわけじゃなくこういう見た目優先だけどやりすぎてない軽快さが好きなので、まったくそのとおりだと思いますw
- “迷走の映画監督”ガイ・リッチーが、最高傑作『コードネーム U.N.C.L.E.』をモノにした理由 http://realsound.jp/movie/2015/11/post-467.html