そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

無痛〜診える眼〜#9

http://www.fujitv.co.jp/mutsu/index.html
脚本:丑尾健太郎 演出:木下高男 原作:久坂部羊
 
二週間ぶりなんでうっかり忘れるとこだった。(ちゃんとリアルタイムで見たよ)
このドラマが水曜日ってのがなんだか馴染まないんだよなあ。火曜か木曜のテイストじゃね?(そもそも水曜のこの枠のカラーがわからない)
しかも展開は地味だけど話は面白いのにどこに突っ込んでいいのかわからないんだ。でも面白いんだよ。ただ思ったより普通のドラマとは展開が違いすぎて予想がつかないよ、いい意味で。
病気が診える、犯罪者(殺人に限る?)の兆候が診えるという能力を持つ為頼先生がことさらヒーローぶるわけでもなく、その相棒ポジションの早瀬刑事は正義感がありすぎて犯罪者に憎しみを募らせるし、今一体どんな悪事もしくは犯罪が行われているのか、それとも行われたのかもわからない、ただ成すすべなく翻弄されている為頼先生を見守るばかり…というドラマになってるんだけどたぶん間違ってないよね?持ってる能力はスゴいはずなのに至って普通な為頼先生。その普通さ、西島さんの普通さがいいんだよな。さすがパナソニック主夫w
でもやっと一番やばいのは一見爽やかなイケメン医師、白神先生だってことがわかってきたけど、彼は何をやったのか。そこだよね。
奇しくも為頼先生と同じ能力を持つわけだけど、使いみちはだいぶ違うわけだし、医者としてどうあることが正しいのかって話にもなるのかなあ。
イバラとサトミちゃんの逃避行は、理由はともかくなんかあの二人はいい感じで可愛いなあ。幸せになってほしいなあ、イバラは特に。
そんで為頼先生の言う通り、無痛症のイバラが心の痛みを感じないってことはなく、むしろ心の痛みはあるから逆に肉体の痛み自体が理解できない、それを理解したいってふうにも見えるんだけど。
白神先生は無痛のための薬でそのイバラに何をどうなるように研究してたのか謎すぎるし、心臓移植って結局弟はどうしたのか、そもそも石川一家を殺したかったのは白神先生だとしてもその理由は?というこれ本当に来週の最終回で何とかなるの?謎だらけなんだけど。
あと早瀬ヤバイけどこっちはこっちでどうなるのか、犯因症治るの?というか一番自分を見失ってますよ?なんでそこで為頼先生の言うこと聞かずイバラ撃つかなー (´・ω・`)
それはともかく時々グロ描写はあるけどシリアスでもハードでもなくコメディでもないんだけど、地味に変なギャグネタ突っ込んでくるのがなんつーかw
今回は仁川課長の部外者いれんな・誰やねん・あんたかーの為頼ディスからシームレスに高橋先生優遇、早瀬が信じてるなら俺も信じるというなんかカッコヨサゲなセリフを心なく吐いたあげく「これもそれもすべて、高島先生の、ためです」というエコヒイキっぷりに、チョー胡散臭気に仁川課長を見る為頼先生とバツが悪そうな太田の無言シーンがジワジワくるよ!(笑)
それからどうでもいいけど為頼先生のコートカワイイ。あれはどういうセンスでそういうキャラ付けなのか?