そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

真田丸#2

http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/
脚本:三谷幸喜 演出:木村隆文
 
勝頼はどうして岩櫃に行かなかったのかなあ…と言っても仕方ないことですが、先週の裏切られて寄る辺ない儚さから最期のときまで大変美しかった。あそこだけ映像のトーンが違うくらいに。
この辺の歴史の状況はオレ歴史素人だからイマイチ把握できてないんだけど、「清須会議」ってのもあったことだしこの時代のプロである三谷幸喜なので今のところすべてコントロールされてるとこにうざいくらいキャラ付けの細かいネタを入れてきてるので、話はわからないけど見てて大変小気味良く面白いです。おそらく何もかもがあるべきところに収まった上でのキャラ萌えネタやセリフ遊びじゃないかと。
野党の人斬りを迷う信繁と迷わず斬れよな信幸。真田安房守の妻なのになぜこんな思いをという母上とそうだからこんな思いをするのだという信繁。今回は何もかもを対比でもってきてテンポよく話を進めてる感じ。
母上とババ様との対比もそうだけど母上の高畑淳子はここでも光るよなあwww あと姉上はこんな状況なのにはしゃぎ過ぎだと思うの(笑)
織田がわざわざ寝返らせた穴山梅雪(=役に立つ)と主君を見捨てて勝手に寝返ってきた小山田信茂(=役に立たない?)の対比も当然、そもそも待遇どころか臆病者の裏切り者はまた裏切るの法則。そこに温水さんっていうキャストもスゴい説得力w 壊れて寝返った穴山梅雪のことも信用してない家康とか曲者揃いすぎだしw
だからこそというか、最後の今後の身の振り方で上杉につくか北条につくかで迷っといてどちらを選ぶのかと思ってたら敵である織田につくぞというどんでん返しな父上。えー ( ゚Д゚) っていや父上は初回からそういう人だった(笑)なるほど、この先父上と信繁は一緒だけど信幸は別行動な理由もわかった>性格www
まあ歴史上の流れがまだ掴めないとは言ったけどここからがたぶん本筋なのよね。それこそ1,2話めは前振りなんだよね。そもそもオレこの辺よく知らないのであんまり迂闊なことは言わず、三谷流戦国ドラマを楽しもうと思います。
しかし「風林火山」で山本勘助をやった内野聖陽徳川家康をやらせ、武田が滅びたのはめでたいが嬉しくないとかタケダが滅びた理由に思いを馳せるとかってのはシャレが効いてるのか何なのか(^_^;)
あと剣戟というか殺陣は妙に泥臭いというかドタバタというかタイムスクープハンター的なリアルさを狙ってるような気がする。かっこ良くないところがリアルという感じの。これはこれでなんか新しい。
あとそういやあの信玄公は誰だったんだろと思ったんだけど殺陣指導の人なのか。