そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

精霊の守り人#2

http://www.nhk.or.jp/moribito/
脚本:大森寿美男 演出:片岡敬司 原作:上橋菜穂子
 
原作未読ですが、原作はもうちょっとちゃんとしてるんだろか?
たった4回がツラい。綾瀬はるかと東出が出ててもツラいです。
何が何やらわけが分からん。これをファンタジーだと言われても…脚本、大森さんだよね?どうなってんだ?とにかくファンタジーなのに世界観をまったく説明してないのはどうかと思うし。
1話めはインパクト優先なのでともかくとしても、2話めあたりでは全体の説明欲しいなあ。ヤクー族が住んでたところに海を渡ってヨゴ国から人がやってきて新ヨゴ国を作りました、ヤクーは先住民扱いになりましたーっていわれても全然わかんないよ。彼らの扱いとか文明人であるヨゴ国人との違いとかさ。あの人たち混じってていいの?そして王宮はものすごい山の中にあるっぽいけどなんでそんなところに?民衆は何を糧にして生きてるの?山で狩猟しててもいいけど基本的に平地で農耕をしないと国は豊かにならないと思うんだが…何のために移住してきたんだヨゴ人。
そんで宮廷の博士であるシュガが勝手に先住民の占い師に会いに行って得意気に聖導師に報告したら閉じ込められました…って、アホなのか。あいつアホなのか?空気読めてないという以前に見てるオレたち(オレと相方)がわかんねーよ。お前の立場は何なんだ?というかニノ妃と聖導師もそうだけど人間関係もわからない。
あと相変わらず画面のトーンが暗い。意味なく色調いじってるせいで余計に世界観がわからないし。サヨとナユグって大事な世界観じゃね?ビジュアルで説明してよ。何のための実写化だよ。そこがわかんないからチャグムに宿った精霊の卵と殺された少年のくだりがよくわかんないん気が。
というかこの演出の人本当に下手くそなんですけど。少なくともそのシーンごとにちゃんと時間の流れの軸を決めてくれよ。入れるタイミングも悪いから混乱するし。中途半端にダラダラバルサの過去を入れてみたり、何の前ふりもなくワンカットだけ入れたりとか意味ねー。だったらせめて過去の回想と今の映像はトーン変えてくれよ。どっちがどっちやら混乱するよ。
あと残酷シーンを見せないという配慮はわかるんだけど、足が一本突き立ってるのは何か分からないし、見えない敵に腕を持っていかれるとこも何が何やら。つーか見えない敵を見えるように見せてくれよ。
せっかくキレイな雄大な風景をバックにロケしてるのに全然素晴らしい広がりある風景に見えないよ。もったいねー
いいけどバルサを追う追手のジン(松田悟志)が恋人を探してるって言うけどその恋人は一見男のように見える子連れの槍使い…っていや無理あるだろw
あと2回なのでなんとか視聴継続は出来ると思うけど正直厳しいなあ。ファンタジーっていってもぶっちゃけ時代劇と同じ、大河ドラマと同じだからね。まあNHK大河でもばらつきがあるから仕方ないけど、気合入れるところが間違ってると思いやす。
あと東出ってああいうキャラでいいの?