そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

最上の命医 2016

脚本:岩村匡子 演出:麻生学 原作:橋口たかし
 
前回のテレビシリーズはもう5年も前だったのかー。ってかそういや原作って橋口たかしだったんだよな。(橋口たかしといえばスト2というか焼きたてジャパン)
斎藤工がこれほどブームになる前でまだカワイかった頃で、そこそこちゃんと見てたけど感想は書いてなかったし記憶はおぼろなので今回もざっくりでいいかな。主人公が小児外科医だってことすら忘れたしw
というかなんでいきなり単発でドラマ入れてきたんだろ。もしかしてまた連ドラやるの?ストーリーは殆ど覚えてないけどドラマ自体は面白かったという記憶はあるので印象は良かったんだけど。
今回は2時間枠に2つの話を入れてきて、最初はシングルマザーの母親の派遣社員問題やら不慣れな内視鏡手術問題(群○医大かよ)まで最近のネタで。毎度思うけど、本当にこういうプライドの高い医者には診てもらいたくないですね。といっても今回メインで絡む三好先生の叔父ってポジションをどう受け取ればw
後半は子供3人分のあれやこれやでちょっと詰め込み過ぎな気も。3人同時に問題が起きるってどうなのよ。しかも今度は三好先生の甥っ子って(苦笑)
その上、命先生がガンだっただのいろいろ言われても…w いやそこさらっと流す話?いいけど。
全体には綺麗にまとまってて手堅いなあと思うんだけど、キャラも立ってるからどう考えてもこれ連ドラに続くよね?どうなの?
チャラい三好先生(上地雄輔)の悪い先生じゃないんだけどいい先生/いい人とも言いがたさ、そのおじさんの外科医長があまりにも腕前あやしすぎたり、一見いい人に思ってた院長(船越英二郎)が全然いい人じゃなかったりとか、どこに突っ込むべきなのかw
唯一過去のトラウマからクールぶってた小児科の織田先生(斉藤由貴)がまともでちゃんと変われたってくらいかしら。とりあえず彼女の話はホッとしたよw
気になったのは後半の子供らの親が出てこなかったってことなのよね。ゴチャゴチャするからかもしれないけど子供の患者の話で親の反応が見えないとなんとなく物足りない以上に信憑性が無くなる気がして、本当はちらっとでもいたほうがいいなあと思うんだけどなーと。どんな状況でも親の許可取らないってないような気が。
でも子供患者がたくさん出ることで、命先生の使命として子供を助けることは「無限の樹形図」を繋ぐことだというのはわかりやすくてよかったし、むしろ少子化がより問題になってる今の時代のほうがこのドラマのネタにはあってるのかな。そういう意味では前半のシングルマザーの話みたいに子どもと親の関係をちょっとでも盛り込んでくれたほうが見応えはある気はする。
まあドラマとしては面白かったし、オレこのドラマの斎藤工は好きだったんで連ドラやるならやってほしいなあ。