そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ゆとりですがなにか#3

http://www.ntv.co.jp/yutori/
脚本:宮藤官九郎 演出:相沢淳
 
なんかいいなあ〜、このドラマ。
友達じゃないといいながらなんだか仲良しな人たち。飲んでつるんで友達の家に押しかけてお泊りしちゃったり、停職中の友達の実家に押しかけてワイワイ騒いで温泉行って田舎道を散歩したり楽しそう〜。オレもやりて〜。てかああいうのって普通は大学生くらいのノリだよね。決して社会人7年目の人たちのノリじゃないよなw
正和や山路はゆとり世代と言われつつ、それでもちゃんとやらなきゃと思って真面目に仕事してきたんだと思うけど、そうやって頑張って来た彼らが新たなるゆとりモンスターに追い詰められる。真面目だからこそちゃんとやらなきゃという呪縛に縛られてるけど、それは特に賢いわけでもなく将来の目標があるわけでもなく、なんとなく居場所を見つけて生きてる故の自業自得みたいなもんってことにも思えるなあ。だってあかねさんは正和と同期なのにちゃんと優秀だしさ。
だからそうじゃないまりぶは違うんだけど、大学受験失敗したけど頭は良い彼は彼でゆとり世代の中では浮いてたと思うから、だから「友達」がほしいのかなあと思ってみたり。
まあまりぶからしたら正和や山路みたいに気を使いまくりで言いたいことも言えないこんな世の中ポイズンな状況なんかホントはアホらしいと思ってるんだろうけど、妙な同世代連帯感と今さらながらの学生ノリのつきあい方が楽しいんだろうなあ。そう思うとなんかいろいろ心に染みるよ。友達になってやれよ正和w(でもあれは照れ隠しか?)
正和たちの真面目さと見てると本当に山岸はクソだなあと思うんだけど、彼はどうにかなるんだろうか?あんな状況になってもまだ会社にいつづけるってのが逆にすごいw
まあ作りたては失敗だったと思われたクソ不味い地ビールも正しく熟成させてやればちゃんと美味しくなるんだ…というところにクドカンゆとり世代への愛を感じるよ。エエ話や。兄ちゃんもよかったな。
まー山岸はどうか分かんないけど。