そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子#1

http://www.ntv.co.jp/jimisugo/
脚本:中谷まゆみ 演出:佐藤東弥
 
さすが石原さとみ、ヒロインのわけわかんないハイテンションさに突っ込みどころはありすぎるけど、なんか謎の説得力が(笑)
つーかフツーにあのヒロインの自己中傲慢妄想癖な思い込みハイテンションさって引くよね?しかしそのキャラを面白いと思わせるところが地味にスゴいというか。まさに地味にスゴいですよ、このキャラがカワイイかといわれたら微妙だけど。だってこの女、頭おかしすぎる(笑)
しょっぱなの中途採用面接7回目ってとこからして相当おかしいし、その上人の話も聞いてねえ。後輩の森尾を同じ立場と決めつけるとか見てるこっちがハラハラするわ。てか普通後輩の年齢なら就職してるって思えよ。浮世離れしすぎw
でも早口なのに噛まない歯切れのいい啖呵はすっきりするし、かなり罵詈雑言言ってるけど正論かどうかよりも歯切れよすぎて嫌味にならずにむしろ爽快w 貝塚青木崇高)とのやり取りサイコーwww あと仕事能力は高そうなのでモヤッとしないのと、貝塚も頭ごなしの傲慢キャラじゃなくちゃんと仕事できるから安心してみてられるし。
そしてファッションは石原さとみ的にも大変可愛いので目の保養〜!なんで公式サイトでファッション紹介しないのかなあ。
ただ今どきファッション誌の編集部員があんなキメキメファッションしてるわけないだろよ。海外の有名エディターかよw 森尾のファッションが正解だろよw(ノーカラーロングジャケットコートというところが特に良い)(しかし部屋に入ったらコートは脱げよw)
あと悦子のあの日替わりファッション見てる限りでは、彼女のクローゼットじゃ足りないはずよ?レンタル?w(今週はあの青い穴あきニットのコーデが可愛い〜)
設定的にちょっと気になったのは、なぜこれだけ熱意がある悦子が今まで採用試験に受からなかったのかというね。
漢字知らないというけど校閲部に配属されたら普通に仕事出来てるし(努力はもちろんしてるけど)記憶力は鬼スゴいし。他の社の面接は受けてないって言うけど仕事どうしてるのか。(あのおでんや実家かと思ったらそうじゃないみたいだし)バイト?
まあそんな細かいところは気になるけど、何となく勢いで流せるからいいのかなあ。まあ気になる程度ね。だって中途採用面接7回目ってことからしてありえねえw
あとなんとなくボンヤリさせてるのかもしれないけど、景凡社って平凡社をもじったのかなあ。平凡社ってファッションしないし、画面の雑誌は何となくCLASSY(光文社)やCanCam小学館)ぽいけど。
どちらにしても大手出版社っぽい景凡社に入れたってだけで御の字じゃね?普通入社できても希望部署に配属されるとは限らないし(特に編集部関係は)、それ以前に大手出版社ってだけで結構高給取りだと思うから校閲部にしても完全勝ち組よ?
その悦子が景凡社に入れないのに後輩の森尾がその景凡社に入社できて、しかもファッション誌のエディターってのも何があったんだっていうね。あ、傲岸不遜っぽい態度の森尾もそれはそれで。あの微妙なタメ口口調なんなんだとは思うけど。オレならかなりムカつくなw
でも悦子と森尾は先輩後輩にしてもライバル関係になるのかと思ったらあっさり仲良しになっちゃって拍子抜け。まあ険悪よりはいけどw
校閲のお仕事とはいってもTBSみたいにお仕事描写に本気だすわけでもなく(「重版出来!」にもちょこっとあったけど)うんちくにならない程度に程よい説明描写。あくまでヒロインがお仕事に頑張る話で、今回は特に仕事っぷりとして現地での事実確認をやってるんで(校閲ってそういうとこからやるらしいね)仕事モノとしての信頼性は高いし、いつものこの枠みたくキャラものというほどいきすぎてるわけもなく、程よくまともなストーリー展開なので大変面白く見られそうです。
なにげに劇中でタイトルの説明するとこも上手いし。
大御所作家先生の話も良かったけど、何気におでん屋メンツから就職祝い、商店街のブティックで買ったエディターズバッグのエピソード泣ける。​
あと原作って漫画じゃなく小説なのねー。
ところで校閲部の米岡さんと印刷会社営業の正宗さんはホモじゃないよね?知り合いって描写じゃないし、言葉使いとかアレとかどう見ても米岡はゲイ設定だと思うんだが?