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地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子#5

http://www.ntv.co.jp/jimisugo/
脚本:中谷まゆみ 演出:佐藤東弥
 
このドラマ、基本恋愛ごとで三角関係になったり撮ったり取られたりみたいなドロドロにいはしないのねw
まあ森尾がいきなりチューしてきても幸人は絶対ないよなーと思ってたんで大丈夫。というかひと安心だし、ますます幸人の株上がりまくりw 真に女子に優しい男は流れでそんなうっかりしたことはしないのだ!のだ…のだ…(やまびこ)森尾はさっさと不倫をやめろとしか言いようないけど。
今回のゲスト、フロイライン登紀子さん(川原亜矢子)は、伝説のスタイリストだかなんだか知らないけど、言ってしまえばたかがスタイリストごときがあまりにも傍若無人すぎると思ってたのに案外あっさり初心を取り戻していい人になってしまったのがちょっと拍子抜け。
でもまあ貝塚といい校閲部のみんなといい、やっぱり基本善人でいい人たちばかりなのよね。これはこれで安心できるのでいいのです。いつものこの枠の中身すっからかんで強引だけど当たり障りのない結論ってのとは違って(スマンす)、お話としてちゃんと正しくスカッとさせてくれるのならそれでいいのです。
というかやっぱり脳で考えることと口が直結してて、ついつい葉に気抜せず言いたいこと言い過ぎでも悦子の裏表なくあけっぴろげかつ活動的で回りにパワーを与えるようなキャラは見ててとても気持ちが良いものだしね。
それはともかくとして、幸人がギャングイメージで撮影っていわれて最初に森尾が集めたワイン樽とトランクってのはさすがに何をどういうイメージした?アンタバカ?とフロイライン登紀子さんじゃなくても小馬鹿にするでしょうよ。ギャングはワイン樽じゃなく禁酒法でウィスキーだろよ。「91Days」見ろよ(むちゃくちゃ)
でもまあパッチワークのスローケットはともかく、トランクをパッチワークで飾ってリボン的な何かを付けて…ってのは、全体のスタイリングもあってちょっと流行通信とかモード系フォトっぽくてよかった。アレならコンセプトとしてわかるよ。つーか普通にリッチギャングの旅ってコンセプトかとw
とりあえず今回の校閲は人生にも仕事にも無駄なことはないもないってことですね。でも校閲での確認で調べた挙句正しければ無駄だった…ってこともないと思うが。「間違ってないとわかる」ことは無駄じゃないだろよ(^_^;)
しかし貝塚って文芸の作家も担当してるのに、こないだみたいな主婦ブロガーとかファッション畑のスタイリスト本までやってるって、文芸部にしてもあまりにもノンジャンルすぎる。普通得手不得手ってあるような気が。いやまあでも何気にスーツもスタイリッシュだしもしかしてセンスいいの?タコ八郎なのに?w
あと悦子の昭和レトロファッションはどちらかというとアールデコな女優ファッションだけど超ステキだった!(ギリギリ昭和初期かな)
幸人の昭和レトロは浅草花やしき、どう考えても三丁目の夕日的な方だと思うけど…と思いつつオレもこういうのは確認しないといられないってことで調べたら(どうせ目の前の板でググるだけ)開園は1853年で江戸末期じゃないですか!ああそういや100年位は経ってるって聞いた気はする。(行ったことはある)レトロどころじゃねえw
そういや普通に英語もできる幸人すげえな。小説家だからとかいう話じゃねえ。カッコ良すぎる。