そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

べっぴんさん第12週 突然の 劇団四季!w

http://www.nhk.or.jp/beppinsan/story/week12.html(公式にネタバレあり)
 
先週、いや先々週くらいからキアリスの経理は紀夫さんがやるべきじゃね?(だって坂東営業部で経理事務やってるんだし)って思ってたから本当にやっとだなあという展開。
そこで五十八さんとこに相談には行ってもすみれには何の相談もないまま会社辞めますってのも、あの時代的も家長としてはわかる。(現代的な配慮としては先に奥さんに言えよと思うけどさ)
でもいくら何でもキアリスの経理やるってのはさすがに相談すべきだと思うの。
あれたぶんこないだ男会で相談したいって言ってたから夫たちはそうなるって知ってたんだろうけど、さすがに家長制度的とはいえ奥さんの会社に就職しますとか、俺が経理をやるから君も働くべきだってのはまず夫婦で相談することだと思うの。たぶん確信犯じゃないかとは思うけど。
何やかんや言っても男が決める、そして女はそれに従うがスタンダードで、それに意を唱えないのがあの時代かと思うと、いい話だけどちょっと微妙だなあ…と思ってたんだけど、そこで逆にゆりさんと潔さんとこ。
女も社会進出して自由に働くべきだと言い、潔さんはそういう妻の方針を尊重して働く環境を(勝手に)整えてあげてゆりさんの希望は聞いてねー状態で、すみれのとことは別の意味で男性主導の家庭だったんだよね。
でも妊娠をきっかけにゆりさんは主婦になることを選んだと。これって社会に出て働くこと選択したすみれとは女性の自由意志尊重ってことでは家庭に入ったゆりのほうが進歩的なんじゃないのかなあと。
そこまで考えて対比構造にしてるんならそれはそれですごい脚本だと思うな。
まあそんな何やかんやも、現実のクリスマスイブの日にミュージカル俳優市村正親のホワイトクリスマスで締めるという大ネタで和やかに今年の放送終了ですw