そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

大貧乏#5

http://www.fujitv.co.jp/daibinbo/
脚本:安達奈緒子 演出:土方政人
 
ええっ、敵だと思ってた浅岡部長(滝藤賢一)を仲間にしたー?というまさかの展開。しかしあのメンツに滝藤さんがいるとなんかイイのは確かだけど、ほんとに30億の方は放置していいのか?まじで?どうなってんのこのドラマ(いい意味で)
すでにサスペンス展開ではないけれど、会社の話は今までより何がポイントなのかはわかったような気がするけど、やっぱり全体像がわからない。濱中の電子部品にミスがあって損害が発生しそうだったから濱中自身が設計図を流出させてその責任をDOHにかぶせた…のはいいけど、なんでそこでDOHが250億も賠償しなきゃいけないのかがそもそもわからない。えーと今回はその設計図のミスを告発しろと奥貫薫に言いに行く話でいいんだっけ。も〜毎回誰かが最後にまとめて説明してーw
しかしそんな大きな話とはまったく全然別の話で突然の柿原母の上京。しかも会社に突然やってきて人の話を全く聞かないというありがちモーレツ勘違いお母さん。
ま〜確かに学生時代のマドンナで息子の憧れの人ってんならお母さんが知ってるってのもありだけどこの勝手に勘違いっぷりはどうしたら。しかもそういう人だってカッキーが言ったらもうどうしようもねぇ。いやでもカッキーもよく話し聞いてないから似た者同士かそういうことかw
というかカッキー母、さんざんゆず子さんを持ち上げといてバツイチ子持ちだってわかったらものすごい手のひら返しが。てっきり負けず嫌いなゆず子を焚き付けて息子の援護射撃なのかと思ったのに、本当にバツイチ子持ちは家に合わないからノーサンキューという田舎価値観全開きつい。てかもしかしてカッキーって地元の名士のお家なの?一応一流弁護士として成功するような基盤としての育ちの良さがあったってこと?それならそうと同窓会のときに言っといてよ〜。
てことで柿原母がイマドキそこまでシンママを下げてdisるのは番組的に大丈夫化ヒヤヒヤしたけど、最後は認めてくれたからいいのかな?子供を育てる苦労に家庭の環境は関係ないってことか。
そういうとこで感情的な話にならないってのは濱中の開発責任者の高野さん(奥貫薫)が、ゆず子の話に絆されたふりして探りを入れてきてたってとこに補助線として聞いてるのは上手いと思うな。
むしろこれ、ビジネスと倫理の話をなんとなく母娘の話と夢を絶たれた子どもたちの話として情に訴えかけたゆず子がどうよって話だけど、今のところそんなお涙頂戴展開を一ミリも受け付けません、告発して仕事なくなったら困るの私だしという高野さんのクールっぷりは嫌いじゃない。高野さんの言うことも正しいし。ただそれが内部事情を知ってるかどうかってとこで違ってくるとは思うけど。
とりあえずゆず子の派遣仕事は強制終了か。カッキーがお気に入りのレイコさんを今週も引っ張ったけど彼女もこれで終わりか。今回は加瀬があまり出番なかった印象。伊藤くんと成田凌と滝藤さんの組み合わせはちょっと新鮮かもw
しかし話は面白いんだよなあ。もうちょっと数字あってもいいと思うけど、裏があれじゃ無理か。頑張れ。でも会社のあれこれはもう少しわかるようにして欲しい。コメディ部分と差がありすぎるですよ。