そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

陸王#6

http://www.tbs.co.jp/rikuou_tbs/
脚本:八津弘幸 演出:福澤克雄
 
5話目の感想すっ飛ばしたけど帰ってきたらってことでとりあえず6話目。なんか、今回は特に陸王関連のネットニュースや記事がたくさんあったから、自分でもとても今更感w(でも帰省する前に全部書けなかったんだよ…)

初っ端からまるっきり本物の駅伝のような演出ってことで力入ってるなあと。でも今回はとても効果的だった。やっぱり 本当にそこに人がいるって言う雰囲気と言うか 圧力は大事だよね。こんなにエキストラ集めたのかーと思って結構びっくりしたし。
前半のニューイヤー駅伝陸王を履いた茂木(気をもたせやがって)の復活も盛り上がったけど、やっぱり泣けたのは平瀬のラストランだよ。
和田正人はもともと駅伝ランナーだし、あとでtwitterで回ってきた、ニューイヤー駅伝に出られないまま引退したのが陸上やってて唯一のやり残したことだったけど、仕事でそのニューイヤー駅伝にチャレンジできたって話がまた泣ける。(そしてこのタイミングで結婚のニュースを入れてくるとこもさすがであるよw)
でもそんないい話は風呂場での音尾の股間隠しのせいでいろいろぶっ飛んだw なんの芸だよww話はシリアスなのにここでギャグかよwww
てかこれものすごく既視感あると思ったんだけど「タンブリング」の毎回の風呂サービスシーンてこんなじゃなかったっけ?同じ局だしw
しかし茂木が陸王を履いて快走しても、ニュースバリューとしては毛塚の方にあるから茂木復活でなく毛塚負けたになるという残念な結果に。プロスポーツは厳しいな!でもいくら何でも茂木のファンはまだいるだろうに、天下の駅伝でそこまで茂木が話題にならないってのもある意味ドラマ的なご都合かと。普通茂木を復活させた謎のシューズは一体…ってなるだろよ。陸王も市販されてんだからネットですぐ特定されそうなのにな。まあいいけど。
 
後半は陸王のアッパー生地の問題。タチバナラッセルのダブルラッセル生地が案の定 アトランティスの横槍で契約を持っていかれることに。
こはぜ屋の発注量より10倍100倍と言っても今まで取引してたところもあるだろうしほんとかよそのまま契約だけして生地は使わないとか、ありがちな嫌がらせ目的の飼い殺し戦法かと思ったら一応本当に新しいシューズに使うらしいと。
見ながらすごいTVにツッコみまくってたけど、その辺小原部長のやることとして、かなり合理的フェアプレー精神でちょっとほっとしたよ。敵ながら小原部長には単なる嫌がらせ要員にはなって欲しくないというかw

しかも予想外の展開だったのは、宮沢社長も会社としてはわかるけど大迷惑な裏切り行為だとして契約を打ち切る宣言ってやつ。あの宮沢社長が?みたいな。
まあ立花さんから持ち込んだ話なんだから確かに話が違うって憤慨する案件だけど、立花さんも責められないしなあと思ってたら、逆にそこまで言ってもらえたらアトランティスとも恥ずかしい仕事はできないから頑張るという思い切りの良さ。前半和田くんに泣かされたのはともかくまさかキム兄にまで…!心からの「良いものを作りたい」という気持ち大事!
この辺やっぱり企業論理とかある程度ビジネスの作法には乗っ取ってるから、余計に話としてうまいとこ突かれたというか。
多少強引でもご都合でも気にならないし、やっぱり面白みだけの勢いで押し切るストーリーじゃないから素直に感動できるよ。
アトランティス小原部長の営業の理屈と老舗宮沢社長のものづくりの現場の理屈は相反するけど目的が同じで方法論が違うだけってとこが感情移入ポイントが多いってことだろか。
そしてまだ何かあるのかどうなのか、宮沢社長頑張れ…!

あとアトランティスが横槍入れてきたという情報は銀行融資課の大橋さんからだったし!(前回のあの感動を忘れないw)
しかしビジネスとは大変だなあ。これでもまだ陸王が売れないのは知名度の問題だけど、なんで今まで宮沢社長はこはぜ屋の売り上げが伸ばせず規模を縮小させていくばかりだったんた?ランニングシューズ作り出したら急に仕事が回り出したぞ?(と見える)