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ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー

http://www.movie-taisen.com
監督:上堀内佳寿也 脚本:武藤将吾高橋悠也

 

仮面ライダー」シリーズ作品がクロスオーバーする「MOVIE大戦」シリーズの流れを汲む、平成ライダーが共闘する劇場版「仮面ライダー平成ジェネレーションズ」の第2弾。2017年9月から放送を開始した「仮面ライダービルド」と、その前作として17年8月まで放送された「仮面ライダーエグゼイド」を中心に、「仮面ライダーオーズ」「仮面ライダーフォーゼ」「仮面ライダー鎧武」「仮面ライダーゴースト」という平成シリーズ6作品からライダーが集結する。
スカイウォールという巨大な壁で3つに分断された仮面ライダービルドの世界に、エグゼイドの敵であるバグスターが出現。正体不明の敵に対し、仮面ライダービルド=桐生戦兎は為す術がない。一方、エグゼイドの世界でも同じ現象が発生し、スカイウォールのある世界が地上へと迫っていた。

 
MOVIE大戦から平成ジェネレーションズ。去年タイトル代わったばかりでもうファイナルとは如何に?と思いつつ、良い意味で突っ込みどころ満載だったけど大満足。面白かったー!
さすが東映様、毎回本気だよ。本気度合いがすごくて毎年キャパオーバー。今回の目玉、映司とアンク尊い…と、彼らが二人揃ったところで思わずウルってしまった。あの変身後のオーズのアップ、カッコよすぎる…!(CMに行くのかと思ったw)
なんか仮面ライダー3号の時の桜井侑斗や、平成対昭和の時の(だったよな)乾巧の物語を思い出すような良い後日談だった。
以下ネタバレ。てか去年の感想見返したけどもう何が何やら記憶の彼方だったw
今回はエクゼイド夏映画にちょこっと出てきたビルドのネタから(本編ネタ絡み)も引っ張ってきててなおかつビルド本編の話にもちゃんと絡んでる!少なくとも例年のような「何が何やら」「面白かったけど話はまったくわからねえ」状態ではなかったぞ。ちゃんと普通に面白かったし、レジェンドライダーはみんな見どころあった!
監督が上堀内監督ってことで新しい若い監督ってことで気合入ってるからか、よくこの話まとめたなあと思うと賞賛しかないよw
いやでも今までのこの手のコラボシリーズから言うと一番まとまってたような気はする。というかレジェンドライダー参戦と平行世界設定に無理がないような。少なくともワケがわからん歴史改変ビームとかいい出さなくてよかったw 一応部天才物理学者もいることだし科学=SFの範囲でお願いしたいですよw

時間軸は完全にビルド本編TVシリーズの先週(13話)と今週(14話)の間の話で。このタイミングで見られなかった人どうするのよと思わんでもないんだけどそれはそれか。いやだってこれもうどう考えても戦兎の素性って〈彼〉じゃんよ。それとも来週のビルド見たら違うことになってるのか?あえてのミスリード狙いなのか?むしろもう〈彼〉でいいよ?
まあそれはともかく、ビルド本編からするとすでに2号ライダーである龍我の今さらの成長?まだそんなこと言ってていいの?と思わんでもないんだけど、それでまとめにきたおかげでレジェンドライダー参戦の意義はあるからそれはそれで。むしろ今だからこその「仮面ライダーとは!?」みたいな。
その龍我の「仮面ライダーはなぜ戦うのか?」という疑問に答えるレジェンド先輩たちの答えがとにかく熱くて感動的で(ちょっとウルッた)仮面ライダー魂がヒートアップなのに、そこに乗ってくる川井憲次サウンドがクライマックス感増しすぎでヤバい!最後の平ジェネ万歳!早くサントラでろ!
エクゼイドは、あのワンカット長回し、ちょっとぎこちなかったけどドクターたちはみんな仲良くやっててひと安心。もうすでに誰が生身でそうじゃないのか覚えてないけど。(未だにバグスターなのは壇黎斗神だけなのか?)
というか改めてストーリーやモチーフじゃなく、キャラクター単体でのエグゼイドキャラのキャラ強度を実感。みんなキャラ立ちすぎだよw なんだろう、彼らがちゃんと働いてるのを見るだけで楽しい。
そしてレジェンドライダー、今回は紘汰神もちゃんと生身で出てきたし(舞ちゃん女神どうした)、弦太朗はちゃんと弦太朗だった!(福士蒼汰のいい意味での変わらなさw)
タケル殿と御成も相変わらずだったし、御成が無事に寺に戻れてよかったw(というかゴーストって物語的にはどこで終わってたったっけ…?)←すでにあやふや
そしてオーズ!映児とアンク…!アンクがちゃんと復活してなんか泣きそうになった。おおお…(;´Д`)
いや映司がタトバで変身する時にあまりにタメるんで何か問題あったのかと思ってハラハラしたよwちゃんと変身してよかった。そしてアンク… (´Д⊂ヽ(アイスがどこに消えたのかちょっと気になった)
あと赤と青のバイカラーライダー多すぎ問題w てことは戦兎とパラドコンビは赤と青のライダー同士かwこういうとこでチョコチョコ笑えるとこ入れてくるのも良かった。
ただ財団Xはともかく、マッドな博士の最上魁星については説明過多でよくわかんなかったよ。結局なんだったんだ?ファウストから難波重工にいって、最終的にパラレルワールドの財団Xとつるんでたってこと?何がやりたかったんだ。
エニグマもイマイチよくわからなかったのが残念。あのエニグマのデザインのトンデモ感とざっくり感、あの上でのバトルは面白かったけど。
まあ特にストーリーらしきものがないのも最近の傾向だけど今回はギリギリかな?話盛り込み過ぎで欲張り過ぎだよwおっつかないよw
パラレルワールドにしても今までの平ジェネレジェンドコラボと違って、スカイウォールのせいで同一世界に出来ないからという苦肉の平行世界設定だから、理屈は通るけど同じ世界じゃないのかっていうのはなんとなく残念。キュウレンジャースーパー戦隊だけど今までのスーパー戦隊とは違う世界の住人だったっていうくらいには残念。
しかしアクション、今回のバイクアクションメインの物量はかなりトンデモなくすごいな!ナパームとバイク!
とりあえずパンフの監督と脚本家対談だけ読んだけど、タイミング合わせ大変すぎる…!
まあちょっとアクション多すぎなんだけど、舞台方式的に各ライダー持ち回りの見せ場の連続で繋いでいくのは監督の手腕のお陰か、ギリギリ大丈夫だった。それぞれ特色ある戦い方するし、龍我への答えというか「なぜ戦うのか」ということを語りつつというのは、なんか平ジェネの最後っぽくてちょっとウルっと…(今回涙腺弱い)
まあとにかく、今回大変見どころ多くて楽しめたってことで。
最後のエンディングが各ライダーの主題歌メドレーなのも結構グッときたし、EDテロップに見慣れない名前のライダーがいて、あれってなったところでチラッと姿を現す北都のライダーってのはなかなか謎めいててよかった。カッコよかったし!
 
ところでライダーの冬映画はたいてい公開直後の月曜日に見に来るんだけど、今回はいつになく混んでたんだよね。
そして映画終わったらみんなオーズの話しかしてないんだけど、オーズ効果なのか?若い男性グループ多かったし、オーズをリアルタイムで見てないのは人生損してるとか言ってる奴らいたよ!wやっぱりオーズ押しかよw