そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

セトウツミ#10

http://www.tv-tokyo.co.jp/setoutsumi/
脚本:宮崎大 監督:杉田満、坂下雄一郎
 
いきなり内海姉が現れたと思ったら瀬戸と内海がケンカして、何この急転直下と思ってたらそれ以上の内海の闇が…予想外のどシリアス展開。
なんで内海は家族にスルーされてんの!?瀬戸は救ってやれへんの?内海姉の谷村美月があまりにも内海のお姉さんだよそっくりすぎるw
その内海の計画ってかつて思ってた、じゃなくてこれからやろうとしてる計画なのか。てか劇中ではもう2月なのか(時系列メチャクチャや)
と思ったらそこで引きかよ!えー…!!
そしてエンディングの瀬戸があまりにも儚く美しい(映像が)綿毛飛んでる…リドリー・スコットかw
この無意味かつ意味のない放課後トークがとうとう終わりを、こんなことで終わりを告げるとは…一見意味のないダベリの時間のようで、瀬戸にとっても内海にとってもそれは二度とないかけがえのない時間だったわけで、まさにそれは一期一会というこの二人の接点がある意味樫村さんだったというのは象徴的。
もしかしたら内海にとっては無駄な時間だったのかもしれないけど瀬戸にとってはとても大事な時間だったのではないかという、一見逆に見えるけどそうなのかも。内海にとっての瀬戸はまさにあのエンディングの叙情的な青春の何かなのかも。青春とはいつも不穏な何かとの背中合わせなの時間なのかも。
瀬戸やそれ以外の人たちとのこの出会いと時間が、孤独な内海にとって意味あるものになってればいいのに。(だから9話のエンディングが内海の眼鏡越しで、今回は何かの叙情フィルターがかかった瀬戸なのか)