そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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監獄のお姫さま〜#10(終)

http://www.tbs.co.jp/pripri-TBS/
脚本:宮藤官九郎 演出:金子文紀ほか
 
大河直虎もオトナ高校も途中から溜めっぱなしだというのに、なぜか特に見ようと思ってなかったこれは相方が見てたのでなんとなくさくっと完走してしまいました。
初っ端の1,2話目辺りがナンジャコリャだったのと特にお目当てもいなかったせいか(満島ひかりくらい)まったく面白いと思えないままこのおばさんたちのダラダラとしたおしゃべり復讐劇を見てたんだけど、最終的にはまあ面白かったかな。
といってもこのドラマのトリッキーな構成と最後にちゃんとパズルのピースが組み上がるようなクドカンの仕事っぷりすげえ…という賞賛。おばさんたちはちょっと厳しかったし、イケメン社長の謎の乳首押しもよくわからなかったよw
というか、一応最終回まで見て何がスッキリしなかったかというと、ドラマ的には彼女たちのお節介な復讐劇が成功したってのがスッキリカタルシスポイントだと思うんだけど、そこ、結局彼女たちの復讐劇を正義にするためにことさら伊勢谷のイケメン社長が悪人だったってことが、あの偽悪的な社長のコメディキャラ含めてフィクション感ありすぎて嘘くさくて乗れないというかそんなに好きじゃないというか。(個人的意見)
実際プリンセスしのぶお嬢さんが陥れられ6年間収監された冤罪を晴らしたわけでそれは正義なんだけど、そんなアホな感がありすぎてオレはちょっとついていけねえって感じなので、楽しめる人はいいと思う。いやきっと一番楽しかったのは好きな女優で好きなシチュエーションを書いてたクドカンだと思うんだけどw
つまんなくなはいんだけど、基本的なこの事件と吾郎社長の人間性がちょっと無理。
でもなんかよくわかんない劇中劇の阿佐ヶ谷姉妹と最後の方で弁護士に満島真之介が出てきたところ、塚本高史の「のぶりん」が弁護士なのにあまりにもバカなところが良かった。だってガールズバーの方がいいと言う部下に部下に「わかってねぇなぁ!いいかどんなに若くて可愛い子もいずれはおばさんになる。でもかわいいおばさんはもうおばさんにならない」「俺の姫はばばかよだ」と言い切るのぶりんカッコイイw とゆーかどんなに50過ぎたおばさんでも小泉今日子小泉今日子なんだぜ?かわいいに決まってるだろ(真顔)
あと伊勢谷を脇役に使いまわすのやめてwなんか新しいけど混乱するしわけわかんなくて変だろ(いい意味で)つか伊勢谷はセクシーカッコイイんだけどなぜあんなにもセクシー乳首押しだったんだろう…?時々おかしいんだけど、基本的にああいう年限性が無理。無期懲役でいいんだ?
しかしこのドラマにおいては菅野美穂が本当にミスマッチすぎて変だった(笑)クドカン菅野美穂って、全然テイスト違うよなあ?w